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  • 2017.11.02 Thursday

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    齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』

    • 2017.11.02 Thursday
    • 17:55

    当ブログでは30代からの免疫力対策について述べていますが、今回は齊藤真嗣氏の『体温を上げると健康になる』を取り上げながら、免疫力と低体温の関係について述べていきたいと思います。

     

    今の時期のような、秋から冬に移行していく季節は、ご自身のおからだの「低体温」が気になり始めると思います。特に冷え性の方は「低体温」にならないよう常に気をつけていると思いますが、近頃は以前よりも低体温の人が増えていると言われています。

     

    そのため、普段は自分の体温が高いと思っている方でも、いつのまにか低体温になっていないか、注意する必要があるのかもしれません。

     

    その「低体温」は免疫力の低下につながってくると考えられます。なぜなら、体温が低下してしまうと、その分、からだの機能が低下してしまうからです。からだの機能が低下してしまうということは、すなわち、全身の細胞の元気がなくなるということを意味します。

     

    反対に、体温が上がれば、その分、からだの機能が回復して、細胞も元気になります。この「細胞が元気になる」とは、細胞内のミトコンドリアの活動が活発になるということでもあります。

     

    このことに関して、医師であり日米欧のアンチエイジング専門医でもある齊藤真嗣氏は、『体温を上げると健康になる』のなかで、「体温が一度下がると、免疫力は三十%も低くなります」が、「体温がたった一度上がるだけで免疫力は五倍から六倍も高くなる」と述べています。

     

    また、「低体温になると、病気に対する抵抗力が下がり、抵抗力が低下したことによって病気が発症・悪化し、それによって体内環境が悪化すると、さらに低体温になるという「負のスパイラル」にはまり込んでしまう」と述べています。

     

    そして、「低体温がもたらす「負のスパイラル」から抜け出す最善の方法は、体温を上げることです」としています。そのように述べる理由は、「体温が上昇するとそれだけでも血流」が良くなるからだといいます。

     

     

    では、低体温になる原因は一体何でしょうか? 齋藤真嗣氏は『体温を上げると健康になる』のなかで、低体温になる原因のひとつとして「ストレス」を挙げています。

     

    「人間はストレス状態が長く続くと、自律神経のバランスや、ホルモンのバランスを崩してしまいます」とし、「ストレスが低体温をつくりだし、低体温が細胞にとってさらなるストレスになる」と述べています。

     

    そのため、低体温にならないためにはストレス対策が重要になってくると考えられます。

     

    また、ストレス対策以外に、低体温を避けるためには、「最低でも一日一回、体温を三七度に上げる習慣を身につけること」が重要であるとし、特に「体温を恒常的に上げるべく、筋肉を鍛えることに目を向けてほしい」としています。

     

     人間は幸せを手に入れようと、いろいろなことに頑張りながらここまで進化してきました。でも、ちょっと頑張りすぎてしまったようです。

     私には、そのひずみが低体温となって、人間に本来の幸せに立ち返るよう教えてくれているような気がしてなりません。

     頑張って働いて、ストレスに耐えて、あなたの体はもう悲鳴を上げています。その悲鳴が「低体温」です。

    (齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』p197)

     

     昔に比べ、人間の運動量はあきらかに落ちています。低体温の人が増えてきたのは、ストレスに人間が対応できなくなったことに加え、筋肉の質と量が低下したせいです。

     一日一回、体温を一度上げる努力をする。

     筋肉を鍛えて、体温が少しずつアップしていくような生活をする。

     原始時代の生活に戻れない私たち人間は、自分自身の責任で、それをやっていくしかないのです。

     体温を上げると健康になる。ひいてはそれが幸せにつながる。

     私が本書でお伝えしたかったことは、このひと言に尽きるでしょう。

    (齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』p198)

     

     

    齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』

     

     

    齋藤真嗣氏の『体温を上げると健康になる』は2009年にベストセラーになった一冊ですが、この本に書かれている内容は、30代から免疫力を高めていくためには実は非常に大切なことを示唆しているように感じられます。

     

     

     

     

    アルツハイマー病は「脳の糖尿病」  2つの「国民病」を結ぶ驚きのメカニズム

    • 2017.09.06 Wednesday
    • 15:29

    今回の記事では30代からの認知症予防対策を考えるために、最近講談社ブルーバックスから出た、鬼頭昭三・新郷明子氏らによる『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」』を取りあげたいと思います。

     

    アルツハイマー病は「脳の糖尿病」

     

    以前の記事で『アルツハイマーは脳の糖尿病だった』(森下竜一・桐山秀樹 著)を取りあげましたが、近年、日本人に急増しているアルツハイマー型認知症を30代から予防していくためには、適度に糖質制限を行うことが大事になってくると思われます。

     

    鬼頭昭三・新郷明子氏らによる『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」 2つの「国民病」を結ぶ驚きのメカニズム』(講談社ブルーバックス)では、「日本人の国民病」ともいえるアルツハイマー病と糖尿病の関係性に着目しています。

     

     アルツハイマー病は、実は2型糖尿病と類似点が非常に多い生活習慣病で、ともに加齢が基本的原因です。アルツハイマー病は、家族または本人が物忘れを感じはじめるよりも一五年から二〇年ほど前に、事実上発病しています。糖尿病もまた、発病していても、自覚症状がまったくないまま、一〇年、一五年を過ごすことの多い病気なのです。

     糖尿病の人がアルツハイマー病に罹りやすいことは、近年、国内外の研究で数多く報告されており、いまではよく知られた事実です。最近の調査でも、アルツハイマー病と糖尿病の患者が並行して増えていることが報告されています。このことは近年、経済成長とともに糖尿病の罹患率上昇が著しい中国やインドでも、同様の傾向がみられています。血糖値が高い人ほど、アルツハイマー病のリスクが高くなるという結果も示されています。(鬼頭昭三・新郷明子『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」』p112

     

     

    アルツハイマー病は「脳の糖尿病」

     

     

    そして、このアルツハイマー病と糖尿病に関係してくるのは、ホルモンの一種である「インスリン」と「インスリン抵抗性」だといいます。

     

    鬼頭昭三・新郷明子氏らによれば、どうやら「体が糖尿病になり、高インスリン血症になり、脳内のインスリン情報伝達が支障をきたす」ことが、アルツハイマー病になることと関係しているようなのです。

     

    例えば『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」』のなかでは、「インスリン自体が脳の中で記憶物質として働いていることに加えて、インスリン情報伝達の障害が脳での糖利用の低下に繋がることが、アルツハイマー病という結果を生むのです」(p123)と述べられています。

     

    また、

     

    「インスリンは脳の中で、神経細胞の生存、修復を支え、記憶をつくり、アミロイドβタンパクを分解する作用を持っています。脳でのインスリン作用がうまく機能しなくなれば、アミロイドβタンパクの蓄積が招きます。さらにいうと、アミロイドβタンパクの蓄積は脳の中のミクログリアといわれる細胞を刺激して、サイトカインなどの炎症性物質の分泌を亢進させ、インスリン情報伝達をさらに悪化させるという悪循環を招き、アルツハイマー病を進行させることになります。」

    (鬼頭昭三・新郷明子『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」』p123〜124)

     

    とされています。

     

    そして、「結論としては、アルツハイマー病の基本的な原因は、脳内でのインスリン抵抗性の存在であると考えられるのです」と述べています。

     

    ちなみに「インスリン抵抗性」とは、「血液中や脳内などで、存在するインスリンの量に見合ったインスリン作用が発揮できない状態のこと」を言います。

     

    アルツハイマー病は「脳の糖尿病」

     

    この鬼頭昭三・新郷明子氏らによる『アルツハイマー病は「脳の糖尿病」』を読む限りでは、糖尿病を予防することが、アルツハイマー型認知症を予防することにつながってくるように思います。

     

    そのため、30代から認知症を予防していくためにはまず、単純に糖質をゼロにするのではなく、身体にとって必要な糖質はしっかりと摂取しつつ、糖質の摂り過ぎを防ぐために、自分の出来る範囲で、血糖値を急激に上げやすい白砂糖や果糖ブドウ糖液糖や、人工甘味料、終末糖化産物「AGE」(AGEs)などを食生活から減らしてくことが必要になってくるように思われます。

     

     

     

     

     

    鶴見隆史『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』 評言社

    • 2017.08.10 Thursday
    • 15:46

    30代からの免疫力対策を考えるうえで、鶴見隆史氏の『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』(評言社)は非常に参考になります。

     

    以前の記事で鶴見隆史氏の『「酵素」が免疫力を上げる! 病気にならない体を作る、酵素の力』を取りあげましたが、鶴見隆史氏は日本における酵素栄養学に第一人者として知られています。

     

    その鶴見隆史氏による新著『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』は、私たちが日頃行っている「食」と健康や病気の関係について深く考察されている一冊だといえます。

     

    鶴見隆史『食物養生大全』

    鶴見隆史『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』 評言社

     

     

    ちなみに「食養生」に関しては、鶴見隆史氏はすでに『新食物養生法』(第三書館)やその改訂版である『現代版 食物養生法』(評言社)を出版していますが、「今回の『食物養生大全』は、改訂というより全面書き直しであり、前著2冊の80%以上内容を新たにして、多くのことを加筆」したといいます。

     

    また鶴見氏が「大全」の書名に恥じないものであると確信している次第」と述べているように、本書『食物養生大全』の内容は、桜沢如一氏のマクロビオティックなど、これまでの栄養学の問題点や西洋医療の欠点などを見直しながら、東洋に伝わる食養生の考え方を、最新の栄養学を踏まえつつ、より深化させた集大成的な一冊であるといえます。

     

    鶴見隆史『食物養生大全』

     

    私たちのからだは食べたもので構成されているのは確かですし、食べ物は心にも影響を与えます。そのため、日頃からどのような食材を摂るべきか、ということは、私たちの心身の健康に深く関わってきます。特に30代を越えてくると、何を食べるかという問題は、生活の質にも大きく関係してくるように思います。

     

    しかし、では何を食べれば良いのかという問いに対して、正解を出すことは非常に難しいように感じます。なぜなら、食べ物と健康の関係には体質の個人差や風土、嗜好などの問題があるため、誰もが納得できるような「〜を食べれば健康になれる」とシンプルな答えを導き出すのは容易ではないからです。

     

    鶴見隆史氏はこの食と健康の問題に関して、本書『食物養生法』のまえがきにおいて、以下のように述べています。

     

     

     私の言う「真の予防法」「真の健康法」を一言で述べると、「抗酸化な生き方」に尽きるでしょう。科学の絶対の法則のひとつは「エントロピーの法則」です。万物は誕生すると同時に「酸化」に向かっていきます。人間もあらゆる動植物も、そして無機物でさえもエントロピーを増大させていく。つまり、酸化し錆びていくわけです。人体にとっての錆び=酸化とは、老化し病気になっていくことを意味しています。逆に言えば、抗酸化な生き方をすれば病気から遠ざかるということです。(鶴見隆史『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』 評言社 p4

     

     抗酸化な生き方をするためには、具体的には「食生活の内容をよくする」「ライフスタイルをよくする」「腸の状態をよくする」「抗酸化力のある食物やサプリメントを摂取する」「体を芯から温める」「思いをよくしてマイナス思考を少なくする」ことなどが挙げられます。(

     

     

    このように鶴見氏は健康というものについては、「抗酸化」が大事であるという、割とシンプルな考え方を提示しています。この「抗酸化」とは分かりやすくいえば、老化や病気の原因になる「酸化」とは対極に位置するものです。簡単にいえば体のサビつきや老化を防ぐ(還元する)ということです。

     

    たとえば近年、注目されている「水素」や「ケイ素」は、非常に効果的な抗酸化作用をもつとされていますし、野菜や果物に含まれる「ファイトケミカル」なども、活性酸素による酸化を防ぐ抗酸化物質です。

     

    鶴見隆史『食物養生大全』

     

    では具体的には日頃の食生活において、どのような食事をし、どういった食品を避ければ良いのでしょうか?

     

    そのあたりのことについては、「糖化」による血液の汚れや、肉食による高タンパクの問題、食の陰陽や腸の重要性、酵素、発酵食、ファスティング(断食)の効用など、健康についての話題のほとんどが網羅されている本書『食物養生大全』を実際にお読みいただき、ご自身で考察していただきたいと思います。

     

    もちろん本書の内容が、病気を防ぎ、健康を維持するために100%正しいかどうか一概に言うことはできません。しかし下手に「ベストセラー」と呼ばれる健康本を何冊も買い漁ったり、テレビ番組で紹介されている食事の健康法を鵜呑みにしたりするよりは、この鶴見隆史氏の『食物養生大全』を一冊ご自宅に置いていたほうが、30代からの食生活による病気予防と免疫力対策のために非常に有益であると個人的には思います。

     

    またアトピー性皮膚炎認知症、がんといった病気の予防を考えるうえでも本書はオススメです。

     

     

     

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