減塩ではなく塩を摂ることが免疫力を高めて健康にする

  • 2017.04.26 Wednesday
  • 14:59

この記事では、減塩ではなく塩を摂ることが免疫力を高める理由について述べています。

 

近年、高血圧を避けるために、何でも「減塩」が叫ばれていますが、「減塩」は本当に体に良いのでしょうか? それとも体に悪いのでしょうか?

 

これまではマスメディアのなかで「減塩」が大切だとされてきましたが、近ごろは石原結實氏の『「減塩」が病気をつくる! 』(青春新書インテリジェンス新書)や、白澤卓二氏の『長生きできて、料理もおいしい! すごい塩』(あさ出版)など、「塩」の健康効果に着目した書籍が目立ってきています。

 

そこで、『日本人には塩が足りない!』(村上譲顕 著)を読んでみると、以下のように書かれています。

 

 現在、塩事業センターが販売する『食塩』(商品名)は塩化ナトリウムの純度が九九%以上と定められています。また、輸入の天日塩を精製加工した『精製塩』(商品名)の塩化ナトリウム純度も九九%以上です。

 そもそも明治時代、塩の専売制度をはじめたときに、「塩=塩化ナトリウム」と考えたことが、「塩化ナトリウムの純度が高いほど高品質な塩である」という「迷信」を作り出してしまったのです。

 しかも、このとき同時に「塩化ナトリウム以外のミネラルは不純物である」と誤った認識が広まってしまったのです。

 しかし、私たちにいわせれば、その「不純物」こそが生き物にとって「有用なミネラル」なのです。

 塩の主成分は塩化ナトリウムですが、それはあくまで主成分であって、「塩そのもの」ではありません。(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p46〜47

 

 塩に含まれるナトリウムの機能のひとつとして、血圧を上げる作用があることは間違いありません。

 しかし、そのナトリウムの力を利用しているのは、私たちの体のほうなのです。

 塩をとることによって、かんたんに生命維持に必要な血圧を保つことができるのです。無理に減塩してナトリウムが不足すれば、全身に血液をめぐらせるのに必要な血圧を保てなくなってしまうのです。(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p70

 

日本人には塩が足りない

村上譲顕『日本人には塩が足りない!』

 

 

また、医学博士の森下敬一氏も、『血液をきれいにして病気を防ぐ、治す』のなかで、

 

 塩は摂り過ぎると高血圧になるとか、減塩すれば健康になるというのが現代医学の考え方ですが、これは大きな間違いです。減塩しただけで血圧の下がる人はほとんどいませんし、塩分を摂ると血圧が上がるというのも事実ではありません。

 健康な人間の身体なら、余分な塩分は排出する調節機能を持っているからです。そのため血圧には、あまり影響しません。(略)

 ただし、塩といっても、自然塩と化学製品である化学塩とは区別して考えねばなりません。いわゆる「九九・八パーセントの科学塩」は、塩化ナトリウムという化学物質にすぎませんから、本来「食塩」と呼ぶべきではありません。この塩化ナトリウムが、内臓に悪さをしたり高血圧を引き起こしたりします。

 一方、食用として用いられる自然塩は、海塩や岩塩などの自然界に存在する塩で、硫黄、鉄、銅、亜鉛、コバルト、マンガンなどといったさまざまなミネラル分を含んでいます。生命が求める本来の塩です。もちろん高血圧を起こしたりはしません。(森下敬一『血液をきれいにして病気を防ぐ、治す』p109〜110

 

と述べています。

 

塩を健康のために効果的に摂るには?

 

そのため、塩の健康効果についてのポイントは以下になります。

 

  • 海水に近い塩の成分は、ミネラルバランスが整っており、生命にとって必要不可欠。
  • もしきちんとした塩を摂らなければ、深刻なミネラル不足をもたらし、体温の低下をはじめとして、様々な体調不良を引き起こす。
  • 「食塩」という名で低価格で販売されている、塩化ナトリウム以外のミネラルは不純物であるとして取り除いた塩こそ、高血圧の原因になる。

 

特に「食塩=塩化ナトリウム」は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで販売されている加工食品や調味料に多く含まれていますので、市販の加工食品や調味料から食塩を摂り過ぎてしまうことを避け、代わりに、ミネラルバランスが整った自然塩をある程度摂っていったほうが、健康のためには良いと思われます。

 

またきちんとした塩を摂らないと、体温が低下するといわれていますので、体温の低下によって、免疫力が低下してしまうことも懸念されます。

 

では、人のカラダにとって必要不可欠な塩をきちんと摂るためには、どのような塩を選べばよいのでしょうか?

 

大きめのスーパーマーケットに行くと、にがり成分が残っており、ミネラルがバランスよく含まれている塩が販売されていますので、パッケージをよく確認したうえで、自分で納得のいくものを買われると良いと思います。

 

ちなみに、もし少し値段が高くても良いので本格的な塩を味わいたいという方には、『日本人には塩が足りない!』の著者である故・村上譲顕氏が設立した会社である海の精が販売している伝統海塩「海の精」がオススメです。

 

本物の塩「海の精」

実際に私自身が購入してみましたが、「海の精」は、からだが思わず欲してしまうような、今まで味わったことがない塩でした。

 

本物の塩「海の精」

 

栄養表示を見ると、きちんとミネラルがバランスよく含まれていることが分かります。そのため、「海の精」ならば初めての方でも安心して確実に本物の塩を味わうことができます。

 

本物の塩「海の精」

 

 

 

玄米リブレフラワーが食養生と免疫力アップにおすすめなわけ

  • 2017.01.25 Wednesday
  • 14:58

当ブログでは玄米を使った健康食品として、「玄米まるごと玄煎粉」や「醗酵5」などを30代からの免疫力アップのためにオススメしてきましたが、今回ご紹介したいのは、「玄米リブレフラワー」です。

 

玄米は古来から日本人の主食であり、健康的な生活を支えてきたと言われていますが、その玄米には豊富な栄養素が含まれており、特に玄米の糠(ぬか)には、ビタミンEやビタミンB群、鉄や亜鉛などのミネラル類、食物繊維などが白米よりも多く含まれていることがよく知られています。

 

また、玄米にはγ(ガンマ)‐オリザノールやイノシトールなどの抗酸化物質・有効物質も多く含まれており、健康食として注目を浴びるようになりました。

 

しかし、玄米に含まれる「アブシジン酸(ABA)」は細胞内のミトコンドリアの毒になるため、玄米を食べる時はこのアブシジン酸を無毒化して食べる必要があると言われています。

 

もし無毒化しないと細胞内のミトコンドリアの機能が弱まり、その働きが低下してしまうとされているのです。

 

細胞内のミトコンドリアは人間のありとあらゆる生命活動に必要な「ATP」と呼ばれるエネルギー通貨を必要な分だけ生み出しており、細胞の新陳代謝やエネルギー代謝にも深く関わってくるため、ミトコンドリアの働きがアブシジン酸によって低下してしまえば、そのぶん体調不良に陥ったり、様々な病気の発症の原因になっしまったりする可能性が否めません。

 

ところが、アブシジン酸(ABA)のために玄米を食べないようにする必要はなく、このアブシジン酸(ABA)を取り除く方法が三つ存在しています。

 

それは『「酵素」の謎』の著者である鶴見隆史氏によれば、以下の通りです。

 

  1. 12時間以上の浸水
  2. 遠赤焙煎(ロースト)かフライパンの空炒り
  3. 発酵

(参考 鶴見隆史『「酵素」の謎』)
 

 

玄米の短所を克服した玄米リブレフラワー

 

このように玄米のアブシジン酸の害をなくすには、ひと手間必要になるのですが、遠赤焙煎による玄米リブレフラワーであれば、玄米の難点が見事に解消されているため、優れた栄養食として、玄米を毎日の食生活に簡単に採り入れることが可能なのです。

 

そのリブレフラワーとは、独自製法で高温焙煎し、25ミクロンに微粉末化した玄米のことです。

 

この玄米リブレフラワーのメリットの効用について、酵素栄養学の第一人者として知られている鶴見隆史氏は以下を挙げています。

 

  • エネルギーの大幅なアップ
  • ファイトケミカル(フェルラ酸他)が多く出現し抗酸化力を強く持つ
  • フリーラジカルスカベンジャー効果を持つ
  • その穀物の持つ薬効効果の増大
  • 栄養素(ミネラル、ビタミン)の活性化(天日干しの効果)
  • 毒素の腸内吸着素としての働き
  • 食べ方の簡便さ
  • 栄養の吸収率の増大
  • ビタミンEとしての作用
  • さまざまな応用の可能
  • 免疫力の増大作用

 

(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』 p229)

 

 

玄米リブレフラワーの効用

 

  1. きわめて酸化しにくい
  2. すべての栄養素に破壊がない
  3. デンプンがアルファ化(α化)している
  4. きわめて消化吸収がいい
  5. 強烈な毒素排泄効果
  6. 栄養素(特にミネラル、ビタミン)の活性化
  7. 完全に(一〇〇%)無農薬化している
  8. 食べ方が自由自在
  9. 他の素材と組み合わせるとその欠点が回避される
  10. 低カロリー食品である
  11. ダイオキシン・環境ホルモンの排出作用として一役

(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』より)

 

 

特に玄米リブレフラワーは腸内の毒素を排出するデトックス効果が強いとされているため、玄米リブレフラワーを日頃の食生活に採り入れることは腸内環境の改善や腸のお掃除、免疫力のアップなどにつながっていきます。

 

また、ビタミンB群やビタミンE、マグネシウム、鉄、ケイ素などのミネラル、酸化を防ぐ抗酸化物質が豊富なうえ、粉末状であるため栄養吸収率が高いという特徴があります。

 

そのため、病中病後や体調不良のときに、スープやお茶などにこの玄米リブレフラワーを混ぜて飲むことは回復のために非常に役に立ちます。

 

さらにこの玄米リブレフラワーはグルテンフリーであるため、アトピーやアレルギーに悩まされている方にもオススメできます。実際2週間ほど、私自身この玄米リブレフラワーを試してみましたが、便通が良くなったうえ、乾燥肌が改善に向かい、持病のアトピーも良くなりました。

 

なかなか腸内環境が改善されず、アトピーやアレルギーが良くならない方は、ぜひ一度、玄米リブレフラワーを試してみてください。

 

玄米リブレフラワー玄米リブレフラワー

 

 

サジージュースが30代からの免疫力アップにおすすめなわけ

  • 2016.09.14 Wednesday
  • 13:18

この記事では30代からの免疫力アップのためにサジージュースをおすすめしていきたいと思います。

 

免疫力を高めるためには、細胞の新陳代謝に必要不可欠なビタミンとミネラル、からだを作るためのアミノ酸などをバランスよくしっかりと摂っていかなければならないのですが、サジージュースは飲むだけでビタミンやミネラル、アミノ酸を一度に摂ることができるのです。

 

特にサジージュースはビタミンCが豊富で、レモンジュースの約10倍も含まれているとされています。

 

ビタミンCはストレスを感じる度に消耗しますので、ストレスによる免疫力低下を防ぐためには、こまめな補給が必要になるのですが、サジージュースを1日に30ml程度飲むだけで、1日に必要なビタミンCのほとんどを補えるとされています。

 

さらにビタミンCはコラーゲンの合成に必要だったり、活性酸素による細胞の老化を抑える抗酸化作用があったりするので、ビタミンCには、美肌効果やアンチエイジング効果もあります。

 

またサジーには、200種類もの栄養が含まれているとされているため、免疫力アップだけではなく、以下のような効果・効能が期待できます。

 

サジージュースに期待できる効果・効能

 

  • 抗酸化作用
  • アンチエイジング効果
  • 血流改善効果
  • 生活習慣病を予防する効果
  • 美容・美肌効果
  • 疲労回復効果
  • 貧血予防効果
  • ストレス対策
  • アトピー対策

 

ちなみにサジー(沙棘・シーバックソーン)とは、ユーラシア大陸原産のグミ科の植物のことで、小豆ほどの小さな果実は、種類によって黄色、オレンジ色、赤色をしています。

 

サジーの木は中国の高山地帯やロシア、モンゴルをはじめとする、夏は暑く冬は寒い厳しい気候で生育します。

 

また、サジーは7千万年から2億年も昔から、地球上に生育している、歴史ある植物だとされており、ギリシャ神話やインドの伝統医学アーユルーヴェーダのなかでも言及されています。

 

サジー

 

 

初めてでも安心・安全なサジージュースのおすすめは?

 

そのサジーを毎日の食生活に採り入れるためには、サジージュースが効果的なのですが、特におすすめなのは、株式会社フィネスが販売している豊潤サジーです。

 

サジージュースのおすすめ

≫黄酸汁 豊潤サジートライアル(10日分/300ml)

 

フィネスの豊潤サジーはオーガニック原料使用で安心・安全、99.9%のサジーピューレに酸味を抑えるための天然ハーブのステビアを0.1%だけ使用しています。

 

サジージュースのおすすめ

 

そのため、サジー特有の酸味が抑えられて非常に飲みやすくなっているため、豊潤サジーは初めてサジーを試してみたい方に大変おすすめなのです。

 

サジージュースのおすすめ

【送料無料】黄酸汁 豊潤サジートライアル(10日分/300ml)

 

 

おすすめのサジージュース

 

豊潤サジーには希少な品種である「ビコアサジー」が使われています。また、果実をまるごと果皮まで裏ごししたピューレ状になっているため、濃厚なうえ、栄養価が損なわれていません。

 

豊潤サジー

 

 

 

 

 

『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 村山友美 著

  • 2016.07.21 Thursday
  • 19:11

聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』(村山友美 著)は、聴くだけで幸運を引き寄せたい方におすすめのCDブックです。

 

なぜなら『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 の付録のCDに収録されているトラックを聴くことで、「空間、身体、心のエネルギー浄化が起こり」、「邪気が払われ、運気がぐんぐん上がる」からです。

 

ちなみに引き寄せの法則の「引き寄せ」とは、「思いのエネルギー同士を引き寄せ合う」ことであると言います。そして、「音は波動を高め、引き寄せられる体質に変えてくれる」と村山友美氏は述べています。

 

またこのCDに収録されている音の力によって、「自らの周波数を変えること、潜在意識の扉を開くこと、望むものを引き寄せること」が可能になるとされています。

 

さらに 『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』の特徴は、

 

  1. 「聴くだけで波動が上がり引き寄せが起こる」
  2. 「邪気が浄化され、恋愛、お金、健康の流れが良くなる」
  3. 「聴くだけでいいから簡単!」
  4. 「3つの脳内麻薬のホルモン効果で活力が湧いてくる」
  5. 「不安や恐怖が解放され、行動力が高まる」
  6. 「自律神経が整い、イライラ・心身の不調がなくなる」

 

といった6つであると書かれています。

 

『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』

 

また、「幸運を引き寄せる3ステップ」として、以下が挙げられています。

 

  1. 浄化
  2. 潜在意識の扉を開く
  3. 潜在意識に情報を入れ込む

 

さらに音の作用・効果としては、

 

  • 浄化作用
  • 快感ホルモン作用
  • 自律神経が整う

 

といったことが挙げられています。

 

『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』

 

『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 付録のCDを聴いてみた感想は?

 

実際に『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 付録のCDを聴いてみましたが、感想としては、CDの内容は素晴らしく、驚くほど高品質です。

 

村山友美氏の前著、『あなたの声を音が、すべてを浄化する』の付録CDを聴いた時もそうでしたが、CDには波の音をはじめとして、クリスタルボウルやシンギングボウル、ピアノの音などが含まれており、様々な音の波によって、からだの内部の邪気が払われ、さらに高周波や倍音などが身体を浄化していく感じです。

 

そのため、このCDを聴いていると、自分の望みを引き寄せるだけではなく、免疫力も高まっていくような気がします。

 

もちろん、著者の村山友美氏がこの『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 のなかで、「何もしたくない、とひたすら願いが叶うのを待っているだけでは、叶うものさえ叶いません。引き寄せ体質になって引き寄せを待つだけではなく、自ら一歩踏み出すことも大切なのです」と述べている通り、ただCDを聴いているだけで願いが何でも叶うというわけではありません。

 

本当に引き寄せたいものを引き寄せて願いを叶えるには、「日常において、小さな行動を起こす」ことが必要になってきます。

 

その引き寄せを実現させるきっかけとして、この村山友美氏の『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 は大変おすすめです。

 

『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 村山友美 著  フォレスト出版 2016年

 

 

 

30代から免疫力を高める方法とは?

  • 2016.05.24 Tuesday
  • 00:59

30代から免疫力を高める方法とは、どのようなものでしょうか?

 

30代から40代、50代にかけて次第に免疫力は低下していくと言われていますが、この記事では低下した免疫力を高めるために、ミトコンドリアと酵素と腸内フローラの存在に着目してみることにします。

 

実は、この三つは極小の見えない存在として、毎日、私たちの生命と健康を維持してくれています。そのため、普段からこのミトコンドリアと酵素と腸内フローラの存在に気づき、意識することが、30代から免疫力を高めるための秘訣なのです。

 

そのため、30代から免疫力を高める方法として、以下の三つを提案してみたいと思います。

 

  • ミトコンドリアを元気にすること
  • 体内の酵素を増やすこと
  • 腸内フローラの改善を行うこと


免疫力を高めるための3つの方法
30代から免疫力を高めるための3つの方法

 

では、なぜミトコンドリアと酵素と腸内フローラが免疫力を高めるのでしょうか?

 

実はこの3つは細胞の新陳代謝を良くすることに関係しているのです。

 

ミトコンドリアとは?

 

まず、ミトコンドリアについてですが、ミトコンドリアは私たちの細胞に200個から1000個程度存在していると言われています。人間の細胞の数を60兆個だとすると、私たちの体には1京以上の数のミトコンドリアが存在していることになります。

 

そのミトコンドリアは、太古の昔、真核生物にアルファ・プロテオ細菌がもぐりこむことによって誕生したといわれています。

 

そして、これまで生物には使われなかった酸素を利用することで、私たち多細胞生物はより多くのエネルギーを得られるようになったのです。

 

ここからが大事なのですが、実は私たちが多種多様な生命活動を行なえるようになったのは、そのミトコンドリアが酸素や水素などを利用することで、解糖系の何倍ものエネルギー(ATP)を生み出しているからなのです。

 

このことを考えると、生命の主役とは、実はミトコンドリアなのだと言えます。
 

 

ミトコンドリアで免疫力を高める方法

 

また、医学博士の西原克成氏は『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』のなかで、ミトコンドリアの働きが細胞の力を決定づけており、「その細胞の生命力こそが人の本来の免疫システムである」と述べています。

 

さらにミトコンドリアについて、
 

「一、ミトコンドリアは、各細胞のなかで半ば自立的に分裂・増殖を続けている。」

「二、食物として取り入れた糖や脂肪などの栄養素やミネラル・ビタミン・水素と、呼吸によって取り入れた酸素、それに酵素と補酵素が加わって、三〇〇種類ほどある全身の細胞がそれぞれに必要とするエネルギー物質のアデノシン三リン酸(ATP)をつくり出している。」

「三、ミトコンドリアは、新陳代謝の主役としては体温を一定に保ち、細胞のリモデリングを行い、細胞の同化・異化・運動の調節・老廃物の排出とともに老化を予防する働きを担っている。」

 

 

としています。

 

そのため、ミトコンドリアが機能不全に陥らないような生活習慣を送ることが、免疫力を高めるために重要になってくると考えられるのです。

 

さらに、酵素はミトコンドリアが「ATP(アデノシン3リン酸)」と呼ばれるエネルギー通貨が生み出される過程で必要になります。また腸から送られた栄養素も、細胞内のミトコンドリアを「ATP」を生み出すことと関係しています。

 

ミトコンドリアを元気にするには?

 

そのミトコンドリアを元気にするには、太陽の光を浴びることが大切です。

 

またミトコンドリアの増やし方として、日本医科大学教授の太田成男氏が『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』のなかで、

 

  • マグロトレーニングをする
  • 姿勢を保つ
  • 寒さを感じる
  • 空腹を感じる

 

といったことを挙げています。

 

ちなみに、ミトコンドリアの働きの障害となる要素としては、西原克成氏が、ビタミンやミネラルなどの栄養素の過不足、血液中に侵入したウイルスや細菌、人間にとって不適当な外部からの重力や気圧、温度、さらに、ストレスや過剰な紫外線、激しい運動などによって生じる活性酸素などを挙げています。

 

これらの要素によってミトコンドリアの働きに障害が起こると、スムーズに細胞の新陳代謝が行なわれなくなるのです。

 

また老化が早まったり、生活習慣病や自己免疫疾患、アレルギーといった病気の原因になったりすると西原克成氏は述べています

 

特に活性酸素(フリーラジカルの一種)は、ミトコンドリアの機能低下の大きな原因になるので注意が必要です。

 

その活性酸素とは、ペアになっていない電子をもつ不安定な酸素のことで、体内に増えすぎると、全身の細胞の老化を促したり、遺伝子を傷つけたりするとされています。

 

この活性酸素に対しては、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用がある、還元型の【コエンザイムQ10】 を摂ることが対策として役立ちます。また、コエンザイムQ10には、ミトコンドリアを元気にして、新陳代謝を活性化する働きがあるため、ミトコンドリアによって免疫力を高めたい方は、コエンザイムQ10を日頃の生活に採り入れることをおすすめします。

 

酵素で免疫力を高める方法

 

酵素は人間の体内では、食べ物の消化や吸収、解毒、代謝など、あらゆる生命活動の媒介として働いています。

 

栄養素が材料であるとするならば、酵素はその栄養素を使って体の組織や器官を作りあげる大工さんの役割を果たしているのです。もし体内の酵素がきちんと働いていなければ、生命活動を維持したり、新陳代謝を活発にしたりすることは出来ません。

 

そのため、なるべく酵素を無駄遣いしない生活を送ることが免疫力を高める秘訣になってくるのですが、近年は食べ過ぎの傾向によって酵素を消化のために必要以上に浪費していると考えられます。

 

もし一度に大量の食物が胃の中に入ってくると、いくら酵素の力を以ってしても、全ての食べ物を消化することは出来ません。そして食べ物の「消化不良」によって免疫システムのかなめである腸の腸内環境をひどく悪化させ、免疫力を低下させてしまいます。

 

また、ファーストフードや加工食品にたくさん含まれている「砂糖」や「トランス脂肪酸」「食品添加物」なども、分解するのにたくさんの酵素が必要になります。

 

もしそのように酵素が消化のほうにばかり使われてしまうと、体内の酵素は「代謝」や「解毒」のほうにまで、なかなか回らなくなってしまいます。そのため、「代謝」や「解毒」の能力が妨げられ、細胞の新陳代謝が滞ってしまいます。そして、細胞の新陳代謝が鈍ることによって、生活習慣病をはじめとした病気にかかりやすくなってしまうのです。
 

酵素で免疫力を高めるには体内酵素を増やすことが重要

 

したがって、普段から酵素を消耗しないよう、普段から少食を心がける必要があります。また、酵素が多く含まれた食材を積極的に摂って体内の酵素を増やすことが大切です。

 

しかし酵素は熱に弱い性質があり、50℃を超えると効果が失われてしまうと言われているため、加熱食や加工食品にはほとんど含まれてはいません。そのため、加熱食や加工食品を中心にした食生活を送ってしまうと、酵素が補充されず、どうしても酵素が不足しがちになってしまうのです。

 

酵素は主に生の野菜や果物、発酵食などに豊富に含まれています。そのほか、近年は新谷酵素など、生きた酵素を補充するための酵素サプリメントが多く販売されるようになってきています。

 

その食品に含まれている食物酵素は、体内で代謝のために使われることはありませんが、消化酵素として、日頃の食べ物の消化を助けてくれます。そして、外から消化酵素が補充されることによって、体内の酵素に余裕が出来、その分、体内の酵素は代謝にも使われやすくなるのです。

 

また酵素にはドロドロになった血液をサラサラにする働きがあるため、体内の酵素を増やして血液をキレイにすることは、血液の免疫細胞が働きやすくなること、すなわち免疫力の向上につながります。

 

腸内フローラで免疫力を高める方法

 

最後に、「腸内フローラ」についてですが、 ヒトの腸内にはおよそ1000種類、600〜1000兆個もの腸内細菌が生息していることが分かってきており、その腸内細菌はの群生の様子はお花畑になぞらえて「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼ばれています。

 

近年、この腸内フローラの「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」のバランスが、生活習慣病の予防をはじめとして、過敏性腸症候群・潰瘍性大腸炎の症状緩和、アレルギーの予防など、わたしたちの健康維持に大きく関わっているとして、メディアなどで非常に注目されるようになりました。

 

また「脳腸相関」「腸脳相関」という言葉が示すように、腸と脳の密接な関係は、うつや認知症、自閉症などの症状の改善にも関わってくるとして、腸内フローラを改善することに期待が持たれています。

 

さらに免疫細胞のおよそ3分の2が消化管である腸に集中しているため、腸は「腸管免疫」と呼ばれています。それに加え、食べ物の栄養は腸から血液を通して全身の細胞に送られるため、腸は樹木に例えるならば根っ子であり、土壌そのものなのです。

 

もし、腸内環境が悪ければ、せっかく食べ物を摂っても、栄養素が十分に吸収されなくなります。

 

それに加え、腸内フローラを構成している腸内細菌の集まりには免疫系と対話して、免疫機能を改善する働きもあります。

 

したがって、腸内細菌のバランスを整えて腸内フローラを改善していくことは、免疫力を高めることに直結するのです。

 

腸内フローラ改善に役立つ「プロバイオティクス」と「プレバイオティクス」

 

そしてその腸内フローラ改善に役立つのが、「プロバイオティクス」や「プレバイオティクス」と呼ばれる食品です。

 

「プロバイオティクス」とは、生きた乳酸菌など、からだにとって良い働きをする有用菌が含まれた食品のことです。ヒト特有の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸桿菌は、生きたまま腸に届くと、酢酸や乳酸を分泌して腸内環境を正常な酸性に保ってくれます。

 

また胃酸によって死菌になった乳酸菌(乳酸桿菌・ビフィズス菌など)は、腸内細菌のエサになって、善玉菌を増やすと言われています。

 

もう一方の「プレバイオティクス」とは、食物繊維やオリゴ糖といった、腸内細菌のエサになる難消化性の糖質が含まれた食品のことです。こちらの「プレバイオティクス」は、腸内細菌のうちの善玉菌を増やして腸内細菌のバランスを整えるのに役立ちます。

 

ちなみに「プレバイオティクス」や「プロバイオティクス」と呼ばれる食品をサプリメントで摂りたい方は「乳酸菌革命 」や「醗酵5 」、「【天然美通】 」などが、腸に非常に良い働きをするため、おすすめです。

 

より詳しい腸内フローラを改善する方法についてはこちらの記事をご参照ください)。

免疫力を高める方法
ミトコンドリア・腸内フローラ・酵素の3つは密接に関わり合っている

 

以上が30代から免疫力を高めるための方法です。

 

これらミトコンドリア・酵素・腸内フローラを意識することは、生命力を高めることにもつながっていきますので、ぜひ、近頃免疫力が低下してきたなと感じる方は、30代ではなくても、ミトコンドリア・酵素・腸内フローラの三つを意識して、免疫力を高める生活を送ってみてください。

20代・30代・40代・50代から免疫力を高めて病気を予防する方法とは?

  • 2016.05.05 Thursday
  • 20:51
20代・30代・40代から免疫力を高めて病気にならない生き方をするには、普段からどのような食生活を送ればよいのでしょうか?

加齢と共に免疫力は低下していくと言われていますが、20代から30代、40代にかけて免疫力を向上させていくには、まず第一に腸内環境を整えていくことが大切だと思われます。

なぜなら腸には免疫機能のおよそ3分の2が集中しており、特に小腸は「腸管免疫」と呼ばれているからです。

その腸に群生している腸内細菌の集まりの様子はお花畑になぞらえて「腸内フローラ」と呼ばれていますが、腸内細菌のバランスを整えることでその腸内フローラを改善することは、生活習慣病をはじめとした様々な病気予防につながるといわれています。
 

腸内フローラ改善の効果・効能

 
  • 免疫力の向上
  • 糖尿病・肥満症などの生活習慣病の予防・改善
  • ダイエット効果
  • 大腸がんの予防・緩和
  • 過敏性腸症候群の予防・緩和
  • 炎症性腸疾患の予防・緩和
  • 花粉症やアトピーなどアレルギー症状の緩和・改善
  • うつの予防・改善
  • 便秘・下痢の緩和・改善 

そして、腸内フローラを改善するには、乳酸菌(プロバイオティクス)や食物繊維(プレバイオティクス)を普段の食事から摂ることが非常に効果的です。

腸内フローラが免疫力を高める
 

免疫力を高めるには3大栄養素の摂り方が重要


また、腸の健康を気づかうということは、普段から摂っているタンパク質・糖質・脂質の摂り方に気をつけることにつながっていきます。

その理由としては、まず、タンパク質・糖質・脂質は摂りすぎは腸内環境を悪化させる原因になってしまうことが挙げられます。

タンパク質・糖質・脂質の摂りすぎは、消化不良を起こす要因になってしまうのです。

食べ過ぎによって消化不良が発生すると、腸内において「腐敗」「異常発酵」「酸敗」といった現象が起こり、 スカトール、インドール、アミン、フェノール、硫化水素、アンモニアなどの窒素残留物が発生し、悪玉菌(有害菌)を増殖させる原因になると言われています。

特にタンパク質の摂りすぎによる消化不良は、発ガン物質のニトロソアミンなどを生み出し、大腸がんを引き起こす要因にもなるとされています。

さらに消化不良は、本来十分に分解されていないため、大きすぎて小腸の腸絨毛で吸収されないはずの栄養素の分子が、血液中に取り込まれてしまう「リーキーガット症候群」や「アレルギー」などの症状の引き金になるとされているのです。

このような食べ過ぎによる腸内環境の悪化を防ぐには、食事の際によく噛んで食べるようにすることや、腹八分を目指すことが大切になってきます。また食べ物の分解・消化を助けてくれる酵素サプリメントもオススメです。

ちなみに酵素は体内では代謝と消化という二つの大切な役割を果たしています。そのため食べ過ぎによる消化不良を未然に防ぐことは、酵素の浪費を予防し、新陳代謝の活性化にもつながっていきます(酵素の免疫力効果についてはこちらです)。

また肉食が多すぎると、腸内の悪玉菌を増殖させる原因になるとされているため、肉食ばかりの食生活には注意が必要です。
 

病気予防のために砂糖と油の摂り方を変えてみる


それに加え、白砂糖の摂りすぎにも気をつけていかなければなりません。白砂糖の摂りすぎは悪玉菌を増やしてしまいますし、マーガリンやサラダ油に含まれたトランス脂肪酸は細胞の代謝を妨げたり、大量の活性酸素を生み出し、細胞を老化させたりします。

そのため、甘い物が好きな方は、砂糖の代わりにオリゴ糖や天然ハチミツココナッツシュガーなどに替えてみることをオススメします。オリゴ糖は腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きがあり、整腸作用があります。天然ハチミツはオリゴ糖が含まれていますし、ハチミツの糖分は砂糖よりも太りにくいとされています。さらにココナッツシュガーの特徴は低GI値であるため、血糖値をコントロールします。

また油はトランス脂肪酸サラダ油といった質の悪い油を避けることが大切です。特にトランス脂肪酸やアレルギーや認知症のリスクを高めるリノール酸が含まれたサラダ油は、ファーストフードや加工食品・冷凍食品のほとんどに使われ、知らないうちに大量摂取している可能性があります。

そのため、サラダ油をやめる代わりに、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA・αリノレン酸)ココナッツオイル中鎖脂肪酸MCTオイルなどを摂るようにすることが、腸だけではなく、脳の健康維持に効果的です。(詳しい油の摂り方はこちらです)。

さらに腸内環境をキレイに保つためには、食物繊維の正体である珪素、特に水溶性ケイ素もオススメです。また活性酸素の働きを抑える抗酸化作用があるポリフェノールが豊富に含まれた野菜や果物を摂ることも有効です。

食物繊維が免疫力を高める
 

30代・40代・50代からの免疫力対策にはミトコンドリアが重要


20代・30代から免疫力を高めていくためには、このように3大栄養素の摂り方を気をつけてみることが必要になってきます。また、コンビニエンスストアやスーパーなどで販売されている加工食品や冷凍食品などを食べるのを減らしていくことも、免疫力を高めるのための食生活を考えるうえでは重要です。

ところで、40代・50代になってくると、「ミトコンドリア」の存在が大切になってきます。

私たち人間は、エネルギーを得るために「解糖エンジン」と「ミトコンドリアエンジン」のふたつのエンジンをもっていると、藤田紘一郎氏は述べています。さらに、

 持久力を求められる中高年以降では、解糖エンジンがあまり必要でなくなってきます。解糖エンジンで産生させるエネルギーは、量が少なく持久力としては使えないからです。歳をとってくると、エネルギー系は解糖系からミトコンドリア系へと移行します。したがって、歳をとると糖を摂りすぎるのは困ります。糖を摂りすぎるとミトコンドリアエンジンの働きが弱くなるからです。 (脳はバカ、腸はかしこい』P174


としています。

ミトコンドリアは私たちの細胞に棲息し、「ATP」と呼ばれるエネルギー通貨を生産するという、人体の生命維持のための非常に重要な役割を果たしています。

免疫力を高めるためには、そのミトコンドリアが活性化するような生活習慣を送るようにすることも、 40代・50代 ・60代から必要になってきます。そしてそのためにはミトコンドリアを増やすためのミトコンドリア健康法が役立ちます。

詳しくは太田成男氏の『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』についての記事や、西原克成氏の『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』についての記事をご参照ください。

ちなみにミトコンドリアを元気にするためには、「コエンザイムQ10」が有効です。

免疫力を高めるミトコンドリア

以上、20代・30代・40代・50代から免疫力を高めて病気を予防するための方法を食生活を中心に記事にしてみました。免疫力を高めて病気を予防するには、腸内フローラの状態を良好に維持することと、ミトコンドリアを元気にすることだと考えられます。

また新陳代謝を高めて細胞がスムーズに入れ替わるようにすることも、万病を予防する秘訣です。そのためには、食品添加物や質の悪い油、白砂糖などが、血液や細胞を汚さないよう、普段の食事を気をつけてみることが大切です。

ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸の免疫力効果とは?

  • 2016.04.30 Saturday
  • 14:32
ココナッツオイル健康法 病気にならない 太らない 奇跡の万能油』 ブルースファイフ 著 三木直子 訳  その2

ココナッツオイルは主にダイエットに効果的だとして近年、話題になっていますが、それだけではなくココナッツオイルの免疫力効果も注目に値します。

では、なぜココナッツオイルには免疫力効果が期待できるのかといえば、それはココナッツオイルには中鎖脂肪酸が豊富に含まれているからです。

そしてこの「中鎖脂肪酸」には、私たちのエネルギー代謝を高める働きがあるのだといいます。 エネルギー代謝が高まるとは、すなわち、細胞の新陳代謝が良くなるということですので、古い細胞が新しく生まれ変わりやすくなり、その結果、病気をしにくくなると考えられます。
 

 ココナッツオイルから得られるエネルギーの高まりは、カフェインをとったときの興奮とは違って、もっと穏やかな、継続する効果だ。(略)
 代謝率が上がると、エネルギーが高まるということのほかにも、とても大切な恩恵がある。病気から身をまもり、回復を早めてくれるのだ。代謝が上昇すると、細胞がより効率的に機能するようになる。傷が治るのが早まり、古くて健全でない細胞が新しい細胞に置き換えられるのも早くなる。くたびれた細胞を置き換えるために、若い、新しい細胞ができるスピードが上がるのだ。免疫系の機能も向上する。
 肥満、骨粗しょう症など、いくつかの病気は代謝が遅い人に多く見られる。また、どんな病気でも、代謝率が標準より低ければ、細胞が癒えて修復されるのに時間がかかるので症状が悪化する。したがって、逆に代謝率が高まれば、変性疾患からも感染症からもよりよくまもられるのである。 (ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p187〜188


『ココナッツオイル健康法』の著者であるブルース・ファイフ氏はこのように述べていますが、さらに、
 

    私に言わせれば、ココナッツは神が与えた最もすばらしい健康食品であり、日常の食事の一部として食べればさまざまな感染症からまもってくれる。ココナッツやココナッツオイルを食べることで、いろいろな病原菌をある程度は防護できるのだ。ココナッツオイルがあらゆる病気を治癒できるわけではないが、数々の病気を予防に役立つし、免疫系にかかる負荷を減らして、病気に対する体の抵抗力を高める。(ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p156)

 

    日常的にココナッツオイルを使う。それだけで、あなたの生活を劇的に変えることが可能だ。太りすぎの人は余分な体脂肪を減らす助けになるし、消化器官に問題があればそれも改善される。ココナッツオイルは、気分も見た目も若々しくしてくれるし、エネルギーを高め、感染症や病気からあなたをまもり、心臓病やガンなどの変性症状を防ぐのを助けてくれる。ココナッツオイルはまさに、自然が生んだ最もすばらしい強壮薬のひとつなのだ。(ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p304)


としています。

ココナッツオイルの免疫力効果
美容・健康に!有機100%万能ココナツオイル!


それに加えて、中鎖脂肪酸に含まれるラウリン酸にも高い免疫力効果があると言われています。そのラウリン酸はもともと母乳に豊富に含まれていると言われており、生まれたばかりの赤ちゃんを細菌による感染症から守ってくれる働きをしているとされています。

 母乳に中鎖脂肪酸が不足していると、赤ん坊は栄養不足となり、感染症にかかりやすくなる。人間の母乳の大きな特徴のひとつは、乳児の免疫系が未発達な間、無数の感染症から彼らをまもる力なのだ。
 (中略)
 母乳には、できる限り多くの中鎖脂肪酸が含まれていることが重要だ。中鎖脂肪酸を含む食べ物を十分に食べれば、授乳中の母親の母乳にはこの、健康を促進する栄養素がたっぷりと含まれる。牛乳その他の乳製品にも少量含まれてはいるが、中鎖脂肪酸を最も豊富に含む食べ物は、トロピカルオイル、中でもココナッツオイルである。 (ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p240


この母乳に含まれるラウリン酸が、ココナッツオイルには豊富に含まれているため、私たちの健康を維持するために、ココナッツオイルは高い免疫力効果を発揮してくれると考えられるのです。

ちなみにデイビッド・パールマター氏は『いつものパンがあなたを殺す』のなかで、「ココナッツオイルは神経変性の症状を予防し、治す働きをサポートしてくれる。言うなれば、脳のスーパー燃料だ。それに、炎症を抑えてくれる。茶さじ一杯をそのまま飲んでもいいし、料理に用いてもいい。熱に強いので、高温で調理しても問題ない」と述べています。



 

エキストラバージンオリーブオイルの免疫力効果とは?

  • 2016.04.20 Wednesday
  • 13:52

この記事ではエキストラバージンオリーブオイルの免疫力効果について述べてみたいと思います。

 

近年、ココナッツオイルや亜麻仁油などがからだによいとされていますが、オリーブオイルにも健康のための効果・効能があります。

 

オリーブオイルはバターなどの飽和脂肪酸と違って、多価不飽和脂肪酸に分類されています。

 

そのオリーブオイルの特徴は「オレイン酸」と呼ばれる脂肪酸がおよそ7割も占めていることです。

 

このオレイン酸は善玉コレステロールを減らさずに悪玉コレステロールを減らしてくれるため、生活習慣病や動脈硬化、高血圧、高コレステロール血症、心臓病などを予防する免疫力効果があると言われています。

 

またオレイン酸には腸を刺激したり腸内の便のすべりをよくしたりする働きがあるため、 便秘の解消に効果的だとされています。

 

たとえば腸の専門家である松生恒夫氏は以下のように述べています。

 オリーブオイルは、紀元前から排便促進効果が知られていました。イタリアでは現在でも、子どもの便秘予防に、スプーン一杯のオリーブオイルを摂らせることがあるそうです。オリーブオイルが腸管を動かす秘密は、オリーブオイルに豊富に含有されているオレイン酸にあります。オレイン酸は、脂質のおもな成分である脂肪酸の一種です、オリーブオイル一〇〇ミリリットル中に含有される脂肪酸は九四ミリグラムですが、このうちオレイン酸は七五パーセント、リノール酸は一〇・四パーセントで、他の油と比較すると非常にオレイン酸が多いのです。 ( 松生恒夫 『腸に悪い14の習慣』 p118)

 まずオリーブオイルの主成分はオレイン酸です。このオレイン酸は、一時的に多く摂った場合は小腸で吸収されにくい成分なので、腸壁をゆっくりと刺 激することができます。また大腸を刺激し、さらに老廃物と混じって腸管内の便をなめらかにして、排便をスムーズに促す役割があります。
 またオリーブオイルを他のオイルと比べた場合ですが、他のオイルは主に小腸で吸収されることが多いので、大腸まで到達するオリーブオイルは、まさに腸内環境を整えるのにうってつけなのです。 松生恒夫 『腸寿 長寿な腸になる77の習慣』 p138)


特にエキストラバージンオリーブオイルは便秘の解消に役立つとして、松生恒夫氏だけではなく、腸の健康法を提唱している藤田紘一郎氏も腸の健康のために勧めています。

 

便秘は長引くと悪玉菌を増殖させる原因になり、体の不調や病気を引き起こす原因になりますので、そういう意味ではオリーブオイルには病気を予防する免疫力効果があるといえます。

 

また、腸は「腸管免疫」という言葉があるほど、免疫細胞の多くが集まっている人体最大の免疫器官ですので、普段からオリーブオイルを摂ることで腸内の環境を改善することは、免疫力の向上につながります。

 

それ以外にも、蒸気や溶剤などを利用して精製されたものではない良質のオリーブオイルには、抗酸化成分であるポリフェノールやビタミンEが多く含まれていると言われています。特に「エキストラバージンオリーブオイル」と呼ばれるオリーブオイルには、100種類以上のポリフェノール類やビタミン類が含まれていて、高い免疫力効果があると言われています。

 

さらにオリーブオイルから発見された「オレオカンタール」という天然化合物が、発熱の鎮静や炎症などを抑えるイブプロフェンによく似た働きを生じ、アルツハイマー病やがん、心臓疾患などの病気の予防に効果を発揮することが期待されています。

 

エキストラバージンオリーブオイルの正しい選び方は?


ところが、便秘をする効果があるオリーブオイルは、「エクストラバージン」「エキストラバージン」という名称がラベリングされていても、品質にはピンからキリまでかなりの差があるのが現状です。

 

実はオリーブオイルには、精製したオリーブオイル、ピュアオリーブオイル、エキストラバージンオリーブオイルといった種類があるのです。

 

精製オリーブオイルとは、酸度が3.4%以上であるランパンテバージンオリーブオイルを精製したもので、抗酸化作用(活性酸素が細胞の老化を促すのを防ぐ)のあるポリフェノールが除去されてしまっています。

 

バージンオリーブオイルはオリーブの果実をそのまま搾ったオイルで、一番搾りの「エキストラバージンオリーブオイル」はそのなかの最高級品です。

 

ピュアオリーブオイルは精製したオリーブオイルとバージンオイルをブレンドしたものです。

 

この中で選ぶべきはやはり「エキストラバージンオリーブオイル」なのですが、本物の「エキストラバージンオリーブオイル」を選ぶ際の注意点としてはどのようなことが挙げられるでしょうか?

 

このことに関して山嶋哲盛氏は『サラダ油をやめれば認知症にならない』のなかで、エキストラバージンオリーブオイルの選び方について以下を挙げています。
 

  • 酸度が出来るだけ低いのものを選ぶ。この「酸度」とは酸化の度合いのことで、酸度が0.1〜0.3%程度のものが望ましい。
  • 価格帯は1ccで10円程度のものを選ぶのが理想的。

 

すると、きちんとした品質の「エキストラバージンオリーブオイル」は500mlで5000円程度はすることになり、スーパーなどで1000円程度で販売されているエキストラバージンオリーブオイルは偽物だということになります(詳しくは『そのオリーブオイルは偽物です』の記事を参照してください)。

 

したがって本物の「エキストラバージンオリーブオイル」を手軽に購入することはなかなか難しくなってくるのです。

 

しかしそれでも腸内フローラを改善するために本格的な「エキストラバージンオリーブオイル」を購入したい場合は、生産者の顔を大事にしながら、せめて500mlで3000円程度のものを選ぶようにした方が、オリーブオイルがもっている本来の健康効果を期待することが出来ます。

 

ちなみに私のおすすめはチリの最高級エキストラバージンオリーブオイルである「クルス・デル・スール」です。その理由はこの 「クルス・デル・スール」 は収穫してから搾るまで4時間しかかかっていないため、酸度が0.2パーセントという超低酸度を実現しているからです。

 

もし本物のエキストラバージンオリーブオイルを味わいたい方は、 この「クルス・デル・スール」が非常にオススメです。


 

モリンガのサプリメントがおすすめな理由とは?

  • 2016.02.22 Monday
  • 20:30
栄養豊富なスーパーフードであるモリンガはサプリメントがおすすめ!!

近年、北インドが原産の「ワサビノキ科」に属する植物「モリンガ」が「スーパーフード」として話題になっています。

この「モリンガ」には様々な栄養素が豊富に含まれているため「ミラクルツリー(奇跡の木)」「メディスンボックスツリー(薬箱の木)」などと呼ばれていますが、実際に栄養素を調べてみると、確かに驚くほど多種多様な栄養成分が含まれており、非常に免疫力効果が高いことが分かります。

インドの伝統医学のアーユルヴェーダでも、モリンガはハーブ療法として利用されていると言われていますが、モリンガには免疫力や自然治癒力を高める働きがあるとしてアーユルヴェーダで重宝されているのにも思わず納得してしまいます。

そのモリンガにはビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノールなどの栄養素が合わせてなんと90種類以上も含まれていると言われており、効果効能にいたっては300種類にも及ぶと言われています。

モリンガはサプリがおすすめ


モリンガに特に豊富に含まれる栄養素
 
  • 必須アミノ酸
  • マグネシウム
  • カルシウム
  • 亜鉛
  • セレン
  • β−カロチン
  • ビタミンB2
  • ビタミンB6
  • α−トコフェロール
  • フイロキロン
  • (ビタミンK1)
  • 葉酸
  • 食物繊維
  • ビオチン
  • 遊離γ−アミノ酪酸
 

モリンガに期待できる健康効果

 
  • 新陳代謝を高める効果
  • 免疫力を高める効果
  • 糖尿病予防
  • 高血圧予防
  • デトックス(毒出し)効果
  • アレルギー症状の緩和と抑制
  • 腸内フローラ(腸内細菌の集まり)の改善
  • 便秘の解消・予防
  • 美容・美肌効果
  • ダイエット効果


なぜモリンガには免疫力の向上をはじめとした多くの健康効果が期待できるのでしょうか? 

その理由は先程も述べたように、ビタミンB群やミネラル類に加え、必須アミノ酸や抗酸化作用があるポリフェノール、食物繊維などがたくさん含まれているからだと思われます。

ビタミンB群は免疫力を高めたり、エネルギー代謝を活発にしたりする働きがありますし、また特にモリンガに多く含まれているビタミンB6や葉酸は、幸せホルモンである「セロトニン」の材料にもなるため、うつといった症状の予防・緩和には欠かせない栄養素です。

またミネラル類は代謝の働きをしている酵素を補酵素としてサポートする役割があるほか、神経や筋肉を正常に保つ働きがありますし、モリンガに特に豊富に含まれている亜鉛やセレン、カルシウムには、銅や水銀、鉛といった体に悪影響を与える重金属を体外に排出するという解毒作用があります。

さらにモリンガに含まれている多種多様なポリフェノールには体内のフリーラジカルや活性酸素が細胞の老化を促したり、DNAを傷つけたりするのを防ぐ「抗酸化物質」としての働きがあります。そのため、万病を引き起こされるといわれているフリーラジカルや活性酸素の働きを抑えて、アレルギーの症状を緩和・改善に高い効果を発揮していると思われます。

さらにモリンガには食物繊維が100gあたり26.2gとたいへん多く含まれています。同じスーパーフードのキヌアやアマランサスでも100gあたりおよそ7gであるため、モリンガに含まれている食物繊維の量はずば抜けていると言えましょう。

食物繊維はなんといっても腸内細菌の集まりである腸内フローラを改善するのに効果的です。なぜなら食物繊維には腸内の善玉菌のエサになって腸内細菌のうちの善玉菌を増やす働きがあるからです。また、腸内の毒素や有害物質を体外に排出するという解毒作用もあります。

さらに食物繊維が腸内細菌のもとに届くと「発酵」という現象によって「短鎖脂肪酸」という有効成分が作られるようになります。この「短鎖脂肪酸」には、余計な脂肪が肥満細胞に溜め込まれるのを防ぐ働きがあるので、ダイエットに役立ったり、肥満症を予防したりしてくれます。

そのほか特にモリンガは便秘の解消・改善に効くと言われていますが、その理由はモリンガに多く含まれる不溶性の食物繊維が、腸を刺激することで蠕動(ぜんどう)運動を促すからだと思われます。そのことで便通が良くなり、便秘が解消されるのです。

このようにモリンガには抗酸化作用やデトックス効果、腸内フローラの改善、便秘の解消など、様々な免疫力効果が期待できるのです。
 


モリンガの豊富な栄養素を摂るならサプリメントがオススメ!


このような栄養豊富なモリンガがもたらしてくれる様々な健康効果を得るにはサプリメントが非常におすすめです。

現在、モリンガのサプリメントは何種類か販売されているため、モリンガの健康パワーはサプリメントで手軽に得られるようになっているのです。


ちなみにモリンガのおすすめのサプリメントはハーブス・ガーデン の「モリンガの小粒」です。「モリンガの小粒」はモリンガの栄養効果を手軽に得ることが出来るうえ、便秘の解消・改善にも定評がある良質なサプリメントです。



このモリンガの小粒は国内の工場で製造されており安心安全であるため、モリンガの栄養素を手軽に摂取するのに非常におすすめです。

『「いつものパン」があなたを殺す』 デイビッド・パールマター 著 白澤卓二訳

  • 2016.02.07 Sunday
  • 21:13
「いつものパン」があなたを殺す』のなかで医学博士のデイビッド・パールマター氏は、小麦やライ麦、大麦に含まれるタンパク質である「グルテン」の危険性について述べています。
 
 さまざまな苦痛の種を抱えて私のところにやってくる患者には、共通する特徴がある。
 グルテン過敏症だ。
 つまり、グルテンは現代における「毒物」であり、その研究のために脳の不調や疾患について幅広い状況に注目して調べ直さなければならない。その共通点がわかれば、たった一つの処方箋、つまり食事からグルテンを除くことによって、数々の病気の治療が可能になる。(『「いつものパン」があなたを殺す』 p76〜77』)


そのグルテンとはなにかといえば、
 
 グルテンとは「膠」を意味するラテン語で、タンパク質の混合物だ。粘着性のある物質として作用し、クラッカーや焼き菓子、ピザ生地などのパン製品をつくるときに粉をまとめる。
(中略)
 多くのアメリカ人は小麦からこのグルテンを消費している。しかし、グルテンはライ麦、大麦、スペルト小麦、カムット小麦、ブルグア小麦などのさまざまな穀物にも含まれる。
 また、地球上でもっともありふれた添加物の一つでもあり、加工食品だけではなく、さまざまな製品にも使われている。チーズスプレッドやマーガリンの滑らかさを保ち、ソースや肉汁が固まらないようにもする。ヘアコンディショナーをとろりとさせ、マスカラのボリュームを出すためにもグルテンは利用される。
 どんなタンパク質でもアレルギーを引き起こすことがあるように、グルテンもアレルギー反応を生む可能性がある。
(『「いつものパン」があなたを殺す』 p78〜79』)


と、デイビッド・パールマター氏は『「いつものパン」があなたを殺す』 のなかで述べています。

また、「グルテン過敏症」に関しては、
 
 一般的に、食べ物に対する過敏症は免疫系からの反応だと考えればいい。
 こうした過敏症は、食べ物に含まれる成分を消化する適切な酵素が体内に不足している場合にも起こる。グルテンの場合には、粘着性という性質によって栄養素の分解と吸収が妨げられる。
 食べ物が十分に消化されないと、消化管に「のり」のようなものが残る。それが免疫系にすぐに行動を起こすように警告を出し、結局、小腸の内側に損傷を与えることになる。中には胃腸に問題が起きているという明らかな兆候が出ない人たちもいるが、多くは腹痛、吐き気、下痢、便秘、腸の痛みを訴えることにつながる。
(『「いつものパン」があなたを殺す』 p80〜81』)


としています。

そして、グルテン過敏症が引き起こすおもな症状として、
 
  • ADHD
  • アルコール依存症
  • 自己免疫疾患
  • 糖尿病
  • 認知症・アルツハイマー病
  • がん
  • うつ病
  • 過敏性腸症候群
  • 偏頭痛
  • パーキンソン病

などを挙げています。

いつものパンがあなたを殺す

特にグルテンは、脳に対して深刻なダメージを与えるのだとデイビッド・パールマター氏は述べています。
 
 あなたは、セリアック病をわずらう人と同じようにグルテンに過敏ではないかもしれないが、神経学的観点から考えると、私たちはみな、グルテンに過敏であろうことがよくわかる。
 神経系や脳という人目に触れない奥深い領域で起きているので、多くの人はただそれに気づかないだけだ。
 思い出してほしいのは、実際にあらゆる不調や疾患の核心にあるのは「炎症」だということだ。炎症反応を引き起こすものを体内に取り入れると、さまざまな健康上のリスクにさらされる。これは頭痛や頭がモヤモヤするなどの慢性的な深いからうつ病やアルツハイマー病のような深刻な病気にいたるまでを指す。
 さらにいまや、グルテン過敏症と、何千年にもわたって医者たちも理解不能だった脳疾患(統合失調症、癲癇、双極性障害、うつ病、さらに最近の自閉症やADHDなど)との結びつきは証明されている。
(『「いつものパン」があなたを殺す』 p94』)

デイビッド・パールマター/クリスティン・ロバーグ氏による『「いつものパン」があなたを殺す』を読むと、気づかない間のグルテンの過剰摂取は、病気のリスクを高めるのだということを痛感します。また、グルテンに対する免疫反応が引き金になって起こる自己免疫疾患である「セリアック病」に悩まされる方が日本でも増えていると言いいます。

しかしグルテンを含んでいる食品に対して極度に悲観的になる必要はありません。デイビッド・パールマター氏はグルテンのおそろしさについて言及する一方で、脳の働きを高める「サプリメントベスト7」を挙げてくれています。その7つとは以下の通りです。

 
  1. DHA
  2. レスベラトロール
  3. ターメリック
  4. プロバイオティクス(乳酸菌で腸内フローラを改善する方法)
  5. ココナッツオイル
  6. アルファリポ酸
  7. ビタミンD

特にDHAに対する評価は高く、「DHA(ドコサヘキサエン酸)はサプリメント界のスターである。DHAは脳を守ってくれる物質として、あらゆるところに登場している」「DHAは抗炎症作用を持っていて、体に負担がかかるような食事をとると、体を守るために戦士のように戦ってくれる」と述べています。

また話題の腸内フローラを改善するための方法である「プロバイオティクス」に関しては、「腸内細菌を支える生きた微生物であるプロバイオティクスの豊富な食品を食べると、脳の活動に影響し、ストレスや不安、うつ状態の軽減に役立つことがあるという驚くべき研究が、ここ数年発表されている」としています。

さらに近年、アルツハイマー病を予防するとされている「ココナッツオイル」についても、「ココナッツオイルは神経変性の症状を予防し、治す働きをサポートしてくれる。言うなれば、脳のスーパー燃料だ。それに、炎症も抑えてくれる」と述べています。

ちなみにデイビッド・パールマター/クリスティン・ロバーグ氏には、『「いつものパン」があなたを殺す』以外にも『「腸の力」であなたは変わる』という大変興味深い著作もあります。

いつものパンがあなたを殺す
『「いつものパン」があなたを殺す脳を一生、老化させない食事』 デイビッド・パールマター/クリスティン・ロバーグ 著 白澤卓二訳 三笠書房 2015年
 

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