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- 2018.06.13 Wednesday
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JUGEMテーマ:デトックス
当ブログでは30代からの免疫力対策について考えていますが、今回は、医師である内山葉子さんの『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』(評言社)という本を紹介しながら、30代からの体の不調の原因について考えてみたいと思います。
30代をこえてくると、免疫力だけではなく、代謝力も低下するせいか、若い頃のように元気になれない、疲れやすくなった、太りやすくなった、と感じる方は多いのではないでしょうか?
そのため、体に元気を取り戻すために、スポーツジムに通ったり、サプリメントを摂ったり、と、様々なアプローチを試みるものの、いまいち体調が良くならない、という方は、少なからずいらっしゃるのかもしれません。
また、30代からの免疫力の低下によって、アトピー性皮膚炎や慢性炎症、うつ、アレルギーなど、なかなか原因を突き止められずに、特定の疾患に悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
そのような体の不調を少しでも治していくためには、食生活の改善や運動不足の解消、心理的ストレスの低減などが必要になってくると思われますが、意外と軽視できないのは、私たちの身の回りに潜んでいる有害物質の問題です。
医師である内山葉子さんの『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』という本を読むと、いかに都会で生活している私たちは、手軽さ・便利さと引き替えに、数えきれないほどの有害物質にさらされているかが、分かってきます。
内山葉子医師の『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』においては、
といったような有害物質が関係してくるものを広範囲にわたってカバーし、健康に対してどのような影響があるかが、簡潔に書かれています。
また、「有害物質は、さまざまな方法で人の体へ悪影響を及ぼします」として、
といった、有害物質による人体への影響を挙げています。
そのため、有害物質の健康に対する悪影響をまずは知るという点において、この『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』は、有益な一冊であるといえます。
また本書を読むと、ペットボトルに入れられた飲料にも様々な有害物質が潜んでいることなどが分かってきますが、そのことによって、身の回りは実は「毒だらけ」だと不安をおぼえ、深刻な気分になってしまう読者の方は、多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、著者の内山葉子医師は、「あとがき」において、
こんなに有害物質にさらされているんだとげんなりされた方、もう今さらと思って諦めに近い思いになった方、大変だと不安や恐怖感をもたれた方もいるかもしれません。
そうです。今この社会で生きている限り、「毒」を完全に排除することは不可能です。
でも、みなさんを不安にさせるために、この本を書いたのではありません。
(内山葉子『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』p245)
と述べており、また、インターネット上でデトックスに関する知識が簡単に手に入ってしまうことを懸念しつつ、
例えば、身の回りの「毒」を一つでもなくすことで、体の負担を減らすことができます。そして、私たちには「排泄する力」が備わっているのです。その力を最大限に活かしていく方法もあるのです。それを知ること、正しい知識を知ることこそが大切なのです。
正しい知識、対処法を知ることで、私たちの健康や健康不安はずいぶん変わります。また、正しい情報や知識を意識して生活するだけでも自然と入ってくる「毒」を減らすことができます。
(内山葉子『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』p245〜246)
としています。
『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』 内山葉子 著 評言社
また解毒の方法に関しては、「私たちの体は、排泄能力の低下が起こっていると、有害物質がとても入りやすい環境になっています。まずそこを修復することのほうが重要であり、体にもやさしいのです」としたうえで、
ことが大切だとしながら、「解毒の基本4原則」として、
- 有害物質をできるだけ避ける
- 有害物質が入りにくい体にする
- 内臓から解毒しやすい体にする
- 1〜3ができたうえで、いろいろなものを使って外からも解毒をやさしく手伝う
(内山葉子『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』p70)
を挙げている点は、これからデトックスを始めていくうえで、大いに参考になりますし、共感できます。
加工食品や日用品の製造に関わる企業は、食品添加物や化学物質は微量であれば人体に対して深刻な影響をもたらさないと主張するかもしれませんが、知らない間に、微量の有害物質が体内に蓄積することは、結果的に病気や原因不明の体調不良、アレルギーなどにつながる可能性が高いと考えたほうが、自然であるような気がします。
もちろん日常生活において有害物質をゼロにすることは不可能ですが、30代以降、有害物質に負けない体づくりを目指していきたい方や、身の回りの有害物質にさらされ続けることを、少しでも減らしていきたいと考えている方に、本書『毒だらけ 病気の9割はデトックスで防げる!』はオススメの一冊です。
当ブログでは30代からの免疫力対策について述べていますが、今回は齊藤真嗣氏の『体温を上げると健康になる』を取り上げながら、免疫力と低体温の関係について述べていきたいと思います。
今の時期のような、秋から冬に移行していく季節は、ご自身のおからだの「低体温」が気になり始めると思います。特に冷え性の方は「低体温」にならないよう常に気をつけていると思いますが、近頃は以前よりも低体温の人が増えていると言われています。
そのため、普段は自分の体温が高いと思っている方でも、いつのまにか低体温になっていないか、注意する必要があるのかもしれません。
その「低体温」は免疫力の低下につながってくると考えられます。なぜなら、体温が低下してしまうと、その分、からだの機能が低下してしまうからです。からだの機能が低下してしまうということは、すなわち、全身の細胞の元気がなくなるということを意味します。
反対に、体温が上がれば、その分、からだの機能が回復して、細胞も元気になります。この「細胞が元気になる」とは、細胞内のミトコンドリアの活動が活発になるということでもあります。
このことに関して、医師であり日米欧のアンチエイジング専門医でもある齊藤真嗣氏は、『体温を上げると健康になる』のなかで、「体温が一度下がると、免疫力は三十%も低くなります」が、「体温がたった一度上がるだけで免疫力は五倍から六倍も高くなる」と述べています。
また、「低体温になると、病気に対する抵抗力が下がり、抵抗力が低下したことによって病気が発症・悪化し、それによって体内環境が悪化すると、さらに低体温になるという「負のスパイラル」にはまり込んでしまう」と述べています。
そして、「低体温がもたらす「負のスパイラル」から抜け出す最善の方法は、体温を上げることです」としています。そのように述べる理由は、「体温が上昇するとそれだけでも血流」が良くなるからだといいます。
では、低体温になる原因は一体何でしょうか? 齋藤真嗣氏は『体温を上げると健康になる』のなかで、低体温になる原因のひとつとして「ストレス」を挙げています。
「人間はストレス状態が長く続くと、自律神経のバランスや、ホルモンのバランスを崩してしまいます」とし、「ストレスが低体温をつくりだし、低体温が細胞にとってさらなるストレスになる」と述べています。
そのため、低体温にならないためにはストレス対策が重要になってくると考えられます。
また、ストレス対策以外に、低体温を避けるためには、「最低でも一日一回、体温を三七度に上げる習慣を身につけること」が重要であるとし、特に「体温を恒常的に上げるべく、筋肉を鍛えることに目を向けてほしい」としています。
人間は幸せを手に入れようと、いろいろなことに頑張りながらここまで進化してきました。でも、ちょっと頑張りすぎてしまったようです。
私には、そのひずみが低体温となって、人間に本来の幸せに立ち返るよう教えてくれているような気がしてなりません。
頑張って働いて、ストレスに耐えて、あなたの体はもう悲鳴を上げています。その悲鳴が「低体温」です。
(齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』p197)
昔に比べ、人間の運動量はあきらかに落ちています。低体温の人が増えてきたのは、ストレスに人間が対応できなくなったことに加え、筋肉の質と量が低下したせいです。
一日一回、体温を一度上げる努力をする。
筋肉を鍛えて、体温が少しずつアップしていくような生活をする。
原始時代の生活に戻れない私たち人間は、自分自身の責任で、それをやっていくしかないのです。
体温を上げると健康になる。ひいてはそれが幸せにつながる。
私が本書でお伝えしたかったことは、このひと言に尽きるでしょう。
(齊藤真嗣『体温を上げると健康になる』p198)
齋藤真嗣氏の『体温を上げると健康になる』は2009年にベストセラーになった一冊ですが、この本に書かれている内容は、30代から免疫力を高めていくためには実は非常に大切なことを示唆しているように感じられます。
30代からの免疫力対策を考えるうえで、鶴見隆史氏の『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』(評言社)は非常に参考になります。
以前の記事で鶴見隆史氏の『「酵素」が免疫力を上げる! 病気にならない体を作る、酵素の力』を取りあげましたが、鶴見隆史氏は日本における酵素栄養学に第一人者として知られています。
その鶴見隆史氏による新著『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』は、私たちが日頃行っている「食」と健康や病気の関係について深く考察されている一冊だといえます。
鶴見隆史『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』 評言社
ちなみに「食養生」に関しては、鶴見隆史氏はすでに『新食物養生法』(第三書館)やその改訂版である『現代版 食物養生法』(評言社)を出版していますが、「今回の『食物養生大全』は、改訂というより全面書き直しであり、前著2冊の80%以上内容を新たにして、多くのことを加筆」したといいます。
また鶴見氏が「大全」の書名に恥じないものであると確信している次第」と述べているように、本書『食物養生大全』の内容は、桜沢如一氏のマクロビオティックなど、これまでの栄養学の問題点や西洋医療の欠点などを見直しながら、東洋に伝わる食養生の考え方を、最新の栄養学を踏まえつつ、より深化させた集大成的な一冊であるといえます。
私たちのからだは食べたもので構成されているのは確かですし、食べ物は心にも影響を与えます。そのため、日頃からどのような食材を摂るべきか、ということは、私たちの心身の健康に深く関わってきます。特に30代を越えてくると、何を食べるかという問題は、生活の質にも大きく関係してくるように思います。
しかし、では何を食べれば良いのかという問いに対して、正解を出すことは非常に難しいように感じます。なぜなら、食べ物と健康の関係には体質の個人差や風土、嗜好などの問題があるため、誰もが納得できるような「〜を食べれば健康になれる」とシンプルな答えを導き出すのは容易ではないからです。
鶴見隆史氏はこの食と健康の問題に関して、本書『食物養生法』のまえがきにおいて、以下のように述べています。
私の言う「真の予防法」「真の健康法」を一言で述べると、「抗酸化な生き方」に尽きるでしょう。科学の絶対の法則のひとつは「エントロピーの法則」です。万物は誕生すると同時に「酸化」に向かっていきます。人間もあらゆる動植物も、そして無機物でさえもエントロピーを増大させていく。つまり、酸化し錆びていくわけです。人体にとっての錆び=酸化とは、老化し病気になっていくことを意味しています。逆に言えば、抗酸化な生き方をすれば病気から遠ざかるということです。(鶴見隆史『食物養生大全 「食」による病気治しの考証』 評言社 p4)
抗酸化な生き方をするためには、具体的には「食生活の内容をよくする」「ライフスタイルをよくする」「腸の状態をよくする」「抗酸化力のある食物やサプリメントを摂取する」「体を芯から温める」「思いをよくしてマイナス思考を少なくする」ことなどが挙げられます。(同)
このように鶴見氏は健康というものについては、「抗酸化」が大事であるという、割とシンプルな考え方を提示しています。この「抗酸化」とは分かりやすくいえば、老化や病気の原因になる「酸化」とは対極に位置するものです。簡単にいえば体のサビつきや老化を防ぐ(還元する)ということです。
たとえば近年、注目されている「水素」や「ケイ素」は、非常に効果的な抗酸化作用をもつとされていますし、野菜や果物に含まれる「ファイトケミカル」なども、活性酸素による酸化を防ぐ抗酸化物質です。
では具体的には日頃の食生活において、どのような食事をし、どういった食品を避ければ良いのでしょうか?
そのあたりのことについては、「糖化」による血液の汚れや、肉食による高タンパクの問題、食の陰陽や腸の重要性、酵素、発酵食、ファスティング(断食)の効用など、健康についての話題のほとんどが網羅されている本書『食物養生大全』を実際にお読みいただき、ご自身で考察していただきたいと思います。
もちろん本書の内容が、病気を防ぎ、健康を維持するために100%正しいかどうか一概に言うことはできません。しかし下手に「ベストセラー」と呼ばれる健康本を何冊も買い漁ったり、テレビ番組で紹介されている食事の健康法を鵜呑みにしたりするよりは、この鶴見隆史氏の『食物養生大全』を一冊ご自宅に置いていたほうが、30代からの食生活による病気予防と免疫力対策のために非常に有益であると個人的には思います。
またアトピー性皮膚炎や認知症、がんといった病気の予防を考えるうえでも本書はオススメです。
この記事では、減塩ではなく塩を摂ることが免疫力を高める理由について述べています。
近年、高血圧を避けるために、何でも「減塩」が叫ばれていますが、「減塩」は本当に体に良いのでしょうか? それとも体に悪いのでしょうか?
これまではマスメディアのなかで「減塩」が大切だとされてきましたが、近ごろは石原結實氏の『「減塩」が病気をつくる! 』(青春新書インテリジェンス新書)や、白澤卓二氏の『長生きできて、料理もおいしい! すごい塩』(あさ出版)など、「塩」の健康効果に着目した書籍が目立ってきています。
そこで、『日本人には塩が足りない!』(村上譲顕 著)を読んでみると、以下のように書かれています。
現在、塩事業センターが販売する『食塩』(商品名)は塩化ナトリウムの純度が九九%以上と定められています。また、輸入の天日塩を精製加工した『精製塩』(商品名)の塩化ナトリウム純度も九九%以上です。
そもそも明治時代、塩の専売制度をはじめたときに、「塩=塩化ナトリウム」と考えたことが、「塩化ナトリウムの純度が高いほど高品質な塩である」という「迷信」を作り出してしまったのです。
しかも、このとき同時に「塩化ナトリウム以外のミネラルは不純物である」と誤った認識が広まってしまったのです。
しかし、私たちにいわせれば、その「不純物」こそが生き物にとって「有用なミネラル」なのです。
塩の主成分は塩化ナトリウムですが、それはあくまで主成分であって、「塩そのもの」ではありません。(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p46〜47)
塩に含まれるナトリウムの機能のひとつとして、血圧を上げる作用があることは間違いありません。
しかし、そのナトリウムの力を利用しているのは、私たちの体のほうなのです。
塩をとることによって、かんたんに生命維持に必要な血圧を保つことができるのです。無理に減塩してナトリウムが不足すれば、全身に血液をめぐらせるのに必要な血圧を保てなくなってしまうのです。(村上譲顕『日本人には塩が足りない!』p70)
村上譲顕『日本人には塩が足りない!』
また、医学博士の森下敬一氏も、『血液をきれいにして病気を防ぐ、治す』のなかで、
塩は摂り過ぎると高血圧になるとか、減塩すれば健康になるというのが現代医学の考え方ですが、これは大きな間違いです。減塩しただけで血圧の下がる人はほとんどいませんし、塩分を摂ると血圧が上がるというのも事実ではありません。
健康な人間の身体なら、余分な塩分は排出する調節機能を持っているからです。そのため血圧には、あまり影響しません。(略)
ただし、塩といっても、自然塩と化学製品である化学塩とは区別して考えねばなりません。いわゆる「九九・八パーセントの科学塩」は、塩化ナトリウムという化学物質にすぎませんから、本来「食塩」と呼ぶべきではありません。この塩化ナトリウムが、内臓に悪さをしたり高血圧を引き起こしたりします。
一方、食用として用いられる自然塩は、海塩や岩塩などの自然界に存在する塩で、硫黄、鉄、銅、亜鉛、コバルト、マンガンなどといったさまざまなミネラル分を含んでいます。生命が求める本来の塩です。もちろん高血圧を起こしたりはしません。(森下敬一『血液をきれいにして病気を防ぐ、治す』p109〜110)
と述べています。
そのため、塩の健康効果についてのポイントは以下になります。
特に「食塩=塩化ナトリウム」は、コンビニエンスストアやスーパーマーケットで販売されている加工食品や調味料に多く含まれていますので、市販の加工食品や調味料から食塩を摂り過ぎてしまうことを避け、代わりに、ミネラルバランスが整った自然塩をある程度摂っていったほうが、健康のためには良いと思われます。
またきちんとした塩を摂らないと、体温が低下するといわれていますので、体温の低下によって、免疫力が低下してしまうことも懸念されます。
では、人のカラダにとって必要不可欠な塩をきちんと摂るためには、どのような塩を選べばよいのでしょうか?
大きめのスーパーマーケットに行くと、にがり成分が残っており、ミネラルがバランスよく含まれている塩が販売されていますので、パッケージをよく確認したうえで、自分で納得のいくものを買われると良いと思います。
ちなみに、もし少し値段が高くても良いので本格的な塩を味わいたいという方には、『日本人には塩が足りない!』の著者である故・村上譲顕氏が設立した会社である海の精が販売している伝統海塩「海の精」がオススメです。
実際に私自身が購入してみましたが、「海の精」は、からだが思わず欲してしまうような、今まで味わったことがない塩でした。
栄養表示を見ると、きちんとミネラルがバランスよく含まれていることが分かります。そのため、「海の精」ならば初めての方でも安心して確実に本物の塩を味わうことができます。
当ブログでは玄米を使った健康食品として、「玄米まるごと玄煎粉」や「醗酵5」などを30代からの免疫力アップのためにオススメしてきましたが、今回ご紹介したいのは、「玄米リブレフラワー」です。
玄米は古来から日本人の主食であり、健康的な生活を支えてきたと言われていますが、その玄米には豊富な栄養素が含まれており、特に玄米の糠(ぬか)には、ビタミンEやビタミンB群、鉄や亜鉛などのミネラル類、食物繊維などが白米よりも多く含まれていることがよく知られています。
また、玄米にはγ(ガンマ)‐オリザノールやイノシトールなどの抗酸化物質・有効物質も多く含まれており、健康食として注目を浴びるようになりました。
しかし、玄米に含まれる「アブシジン酸(ABA)」は細胞内のミトコンドリアの毒になるため、玄米を食べる時はこのアブシジン酸を無毒化して食べる必要があると言われています。
もし無毒化しないと細胞内のミトコンドリアの機能が弱まり、その働きが低下してしまうとされているのです。
細胞内のミトコンドリアは人間のありとあらゆる生命活動に必要な「ATP」と呼ばれるエネルギー通貨を必要な分だけ生み出しており、細胞の新陳代謝やエネルギー代謝にも深く関わってくるため、ミトコンドリアの働きがアブシジン酸によって低下してしまえば、そのぶん体調不良に陥ったり、様々な病気の発症の原因になっしまったりする可能性が否めません。
ところが、アブシジン酸(ABA)のために玄米を食べないようにする必要はなく、このアブシジン酸(ABA)を取り除く方法が三つ存在しています。
それは『「酵素」の謎』の著者である鶴見隆史氏によれば、以下の通りです。
(参考 鶴見隆史『「酵素」の謎』)
このように玄米のアブシジン酸の害をなくすには、ひと手間必要になるのですが、遠赤焙煎による玄米リブレフラワーであれば、玄米の難点が見事に解消されているため、優れた栄養食として、玄米を毎日の食生活に簡単に採り入れることが可能なのです。
そのリブレフラワーとは、独自製法で高温焙煎し、25ミクロンに微粉末化した玄米のことです。
この玄米リブレフラワーのメリットの効用について、酵素栄養学の第一人者として知られている鶴見隆史氏は以下を挙げています。
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』 p229)
(鶴見隆史 『現代版 食物養生法』より)
特に玄米リブレフラワーは腸内の毒素を排出するデトックス効果が強いとされているため、玄米リブレフラワーを日頃の食生活に採り入れることは腸内環境の改善や腸のお掃除、免疫力のアップなどにつながっていきます。
また、ビタミンB群やビタミンE、マグネシウム、鉄、ケイ素などのミネラル、酸化を防ぐ抗酸化物質が豊富なうえ、粉末状であるため栄養吸収率が高いという特徴があります。
そのため、病中病後や体調不良のときに、スープやお茶などにこの玄米リブレフラワーを混ぜて飲むことは回復のために非常に役に立ちます。
さらにこの玄米リブレフラワーはグルテンフリーであるため、アトピーやアレルギーに悩まされている方にもオススメできます。実際2週間ほど、私自身この玄米リブレフラワーを試してみましたが、便通が良くなったうえ、乾燥肌が改善に向かい、持病のアトピーも良くなりました。
なかなか腸内環境が改善されず、アトピーやアレルギーが良くならない方は、ぜひ一度、玄米リブレフラワーを試してみてください。
この記事では30代からの免疫力アップのためにサジージュースをおすすめしていきたいと思います。
免疫力を高めるためには、細胞の新陳代謝に必要不可欠なビタミンとミネラル、からだを作るためのアミノ酸などをバランスよくしっかりと摂っていかなければならないのですが、サジージュースは飲むだけでビタミンやミネラル、アミノ酸を一度に摂ることができるのです。
特にサジージュースはビタミンCが豊富で、レモンジュースの約10倍も含まれているとされています。
ビタミンCはストレスを感じる度に消耗しますので、ストレスによる免疫力低下を防ぐためには、こまめな補給が必要になるのですが、サジージュースを1日に30ml程度飲むだけで、1日に必要なビタミンCのほとんどを補えるとされています。
さらにビタミンCはコラーゲンの合成に必要だったり、活性酸素による細胞の老化を抑える抗酸化作用があったりするので、ビタミンCには、美肌効果やアンチエイジング効果もあります。
またサジーには、200種類もの栄養が含まれているとされているため、免疫力アップだけではなく、以下のような効果・効能が期待できます。
サジージュースに期待できる効果・効能
ちなみにサジー(沙棘・シーバックソーン)とは、ユーラシア大陸原産のグミ科の植物のことで、小豆ほどの小さな果実は、種類によって黄色、オレンジ色、赤色をしています。
サジーの木は中国の高山地帯やロシア、モンゴルをはじめとする、夏は暑く冬は寒い厳しい気候で生育します。
また、サジーは7千万年から2億年も昔から、地球上に生育している、歴史ある植物だとされており、ギリシャ神話やインドの伝統医学アーユルーヴェーダのなかでも言及されています。
そのサジーを毎日の食生活に採り入れるためには、サジージュースが効果的なのですが、特におすすめなのは、株式会社フィネスが販売している豊潤サジーです。
フィネスの豊潤サジーはオーガニック原料使用で安心・安全、99.9%のサジーピューレに酸味を抑えるための天然ハーブのステビアを0.1%だけ使用しています。
そのため、サジー特有の酸味が抑えられて非常に飲みやすくなっているため、豊潤サジーは初めてサジーを試してみたい方に大変おすすめなのです。
【送料無料】黄酸汁 豊潤サジートライアル(10日分/300ml)
豊潤サジーには希少な品種である「ビコアサジー」が使われています。また、果実をまるごと果皮まで裏ごししたピューレ状になっているため、濃厚なうえ、栄養価が損なわれていません。
『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』(村山友美 著)は、聴くだけで幸運を引き寄せたい方におすすめのCDブックです。
なぜなら『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 の付録のCDに収録されているトラックを聴くことで、「空間、身体、心のエネルギー浄化が起こり」、「邪気が払われ、運気がぐんぐん上がる」からです。
ちなみに引き寄せの法則の「引き寄せ」とは、「思いのエネルギー同士を引き寄せ合う」ことであると言います。そして、「音は波動を高め、引き寄せられる体質に変えてくれる」と村山友美氏は述べています。
またこのCDに収録されている音の力によって、「自らの周波数を変えること、潜在意識の扉を開くこと、望むものを引き寄せること」が可能になるとされています。
さらに 『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』の特徴は、
といった6つであると書かれています。
また、「幸運を引き寄せる3ステップ」として、以下が挙げられています。
さらに音の作用・効果としては、
といったことが挙げられています。
実際に『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 付録のCDを聴いてみましたが、感想としては、CDの内容は素晴らしく、驚くほど高品質です。
村山友美氏の前著、『あなたの声を音が、すべてを浄化する』の付録CDを聴いた時もそうでしたが、CDには波の音をはじめとして、クリスタルボウルやシンギングボウル、ピアノの音などが含まれており、様々な音の波によって、からだの内部の邪気が払われ、さらに高周波や倍音などが身体を浄化していく感じです。
そのため、このCDを聴いていると、自分の望みを引き寄せるだけではなく、免疫力も高まっていくような気がします。
もちろん、著者の村山友美氏がこの『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 のなかで、「何もしたくない、とひたすら願いが叶うのを待っているだけでは、叶うものさえ叶いません。引き寄せ体質になって引き寄せを待つだけではなく、自ら一歩踏み出すことも大切なのです」と述べている通り、ただCDを聴いているだけで願いが何でも叶うというわけではありません。
本当に引き寄せたいものを引き寄せて願いを叶えるには、「日常において、小さな行動を起こす」ことが必要になってきます。
その引き寄せを実現させるきっかけとして、この村山友美氏の『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 は大変おすすめです。
『聴くだけで「引き寄せ」が起こるCDブック』 村山友美 著 フォレスト出版 2016年
30代から免疫力を高める方法とは、どのようなものでしょうか?
30代から40代、50代にかけて次第に免疫力は低下していくと言われていますが、この記事では低下した免疫力を高めるために、ミトコンドリアと酵素と腸内フローラの存在に着目してみることにします。
実は、この三つは極小の見えない存在として、毎日、私たちの生命と健康を維持してくれています。そのため、普段からこのミトコンドリアと酵素と腸内フローラの存在に気づき、意識することが、30代から免疫力を高めるための秘訣なのです。
そのため、30代から免疫力を高める方法として、以下の三つを提案してみたいと思います。
30代から免疫力を高めるための3つの方法
では、なぜミトコンドリアと酵素と腸内フローラが免疫力を高めるのでしょうか?
実はこの3つは細胞の新陳代謝を良くすることに関係しているのです。
まず、ミトコンドリアについてですが、ミトコンドリアは私たちの細胞に200個から1000個程度存在していると言われています。人間の細胞の数を60兆個だとすると、私たちの体には1京以上の数のミトコンドリアが存在していることになります。
そのミトコンドリアは、太古の昔、真核生物にアルファ・プロテオ細菌がもぐりこむことによって誕生したといわれています。
そして、これまで生物には使われなかった酸素を利用することで、私たち多細胞生物はより多くのエネルギーを得られるようになったのです。
ここからが大事なのですが、実は私たちが多種多様な生命活動を行なえるようになったのは、そのミトコンドリアが酸素や水素などを利用することで、解糖系の何倍ものエネルギー(ATP)を生み出しているからなのです。
このことを考えると、生命の主役とは、実はミトコンドリアなのだと言えます。
また、医学博士の西原克成氏は『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』のなかで、ミトコンドリアの働きが細胞の力を決定づけており、「その細胞の生命力こそが人の本来の免疫システムである」と述べています。
さらにミトコンドリアについて、
「一、ミトコンドリアは、各細胞のなかで半ば自立的に分裂・増殖を続けている。」
「二、食物として取り入れた糖や脂肪などの栄養素やミネラル・ビタミン・水素と、呼吸によって取り入れた酸素、それに酵素と補酵素が加わって、三〇〇種類ほどある全身の細胞がそれぞれに必要とするエネルギー物質のアデノシン三リン酸(ATP)をつくり出している。」
「三、ミトコンドリアは、新陳代謝の主役としては体温を一定に保ち、細胞のリモデリングを行い、細胞の同化・異化・運動の調節・老廃物の排出とともに老化を予防する働きを担っている。」
としています。
そのため、ミトコンドリアが機能不全に陥らないような生活習慣を送ることが、免疫力を高めるために重要になってくると考えられるのです。
さらに、酵素はミトコンドリアが「ATP(アデノシン3リン酸)」と呼ばれるエネルギー通貨が生み出される過程で必要になります。また腸から送られた栄養素も、細胞内のミトコンドリアを「ATP」を生み出すことと関係しています。
そのミトコンドリアを元気にするには、太陽の光を浴びることが大切です。
またミトコンドリアの増やし方として、日本医科大学教授の太田成男氏が『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』のなかで、
といったことを挙げています。
ちなみに、ミトコンドリアの働きの障害となる要素としては、西原克成氏が、ビタミンやミネラルなどの栄養素の過不足、血液中に侵入したウイルスや細菌、人間にとって不適当な外部からの重力や気圧、温度、さらに、ストレスや過剰な紫外線、激しい運動などによって生じる活性酸素などを挙げています。
これらの要素によってミトコンドリアの働きに障害が起こると、スムーズに細胞の新陳代謝が行なわれなくなるのです。
また老化が早まったり、生活習慣病や自己免疫疾患、アレルギーといった病気の原因になったりすると西原克成氏は述べています
特に活性酸素(フリーラジカルの一種)は、ミトコンドリアの機能低下の大きな原因になるので注意が必要です。
その活性酸素とは、ペアになっていない電子をもつ不安定な酸素のことで、体内に増えすぎると、全身の細胞の老化を促したり、遺伝子を傷つけたりするとされています。
この活性酸素に対しては、活性酸素の働きを抑える抗酸化作用がある、還元型の【コエンザイムQ10】 を摂ることが対策として役立ちます。また、コエンザイムQ10には、ミトコンドリアを元気にして、新陳代謝を活性化する働きがあるため、ミトコンドリアによって免疫力を高めたい方は、コエンザイムQ10を日頃の生活に採り入れることをおすすめします。
酵素は人間の体内では、食べ物の消化や吸収、解毒、代謝など、あらゆる生命活動の媒介として働いています。
栄養素が材料であるとするならば、酵素はその栄養素を使って体の組織や器官を作りあげる大工さんの役割を果たしているのです。もし体内の酵素がきちんと働いていなければ、生命活動を維持したり、新陳代謝を活発にしたりすることは出来ません。
そのため、なるべく酵素を無駄遣いしない生活を送ることが免疫力を高める秘訣になってくるのですが、近年は食べ過ぎの傾向によって酵素を消化のために必要以上に浪費していると考えられます。
もし一度に大量の食物が胃の中に入ってくると、いくら酵素の力を以ってしても、全ての食べ物を消化することは出来ません。そして食べ物の「消化不良」によって免疫システムのかなめである腸の腸内環境をひどく悪化させ、免疫力を低下させてしまいます。
また、ファーストフードや加工食品にたくさん含まれている「砂糖」や「トランス脂肪酸」「食品添加物」なども、分解するのにたくさんの酵素が必要になります。
もしそのように酵素が消化のほうにばかり使われてしまうと、体内の酵素は「代謝」や「解毒」のほうにまで、なかなか回らなくなってしまいます。そのため、「代謝」や「解毒」の能力が妨げられ、細胞の新陳代謝が滞ってしまいます。そして、細胞の新陳代謝が鈍ることによって、生活習慣病をはじめとした病気にかかりやすくなってしまうのです。
したがって、普段から酵素を消耗しないよう、普段から少食を心がける必要があります。また、酵素が多く含まれた食材を積極的に摂って体内の酵素を増やすことが大切です。
しかし酵素は熱に弱い性質があり、50℃を超えると効果が失われてしまうと言われているため、加熱食や加工食品にはほとんど含まれてはいません。そのため、加熱食や加工食品を中心にした食生活を送ってしまうと、酵素が補充されず、どうしても酵素が不足しがちになってしまうのです。
酵素は主に生の野菜や果物、発酵食などに豊富に含まれています。そのほか、近年は新谷酵素など、生きた酵素を補充するための酵素サプリメントが多く販売されるようになってきています。
その食品に含まれている食物酵素は、体内で代謝のために使われることはありませんが、消化酵素として、日頃の食べ物の消化を助けてくれます。そして、外から消化酵素が補充されることによって、体内の酵素に余裕が出来、その分、体内の酵素は代謝にも使われやすくなるのです。
また酵素にはドロドロになった血液をサラサラにする働きがあるため、体内の酵素を増やして血液をキレイにすることは、血液の免疫細胞が働きやすくなること、すなわち免疫力の向上につながります。
最後に、「腸内フローラ」についてですが、 ヒトの腸内にはおよそ1000種類、600〜1000兆個もの腸内細菌が生息していることが分かってきており、その腸内細菌はの群生の様子はお花畑になぞらえて「腸内フローラ(腸内細菌叢)」と呼ばれています。
近年、この腸内フローラの「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」のバランスが、生活習慣病の予防をはじめとして、過敏性腸症候群・潰瘍性大腸炎の症状緩和、アレルギーの予防など、わたしたちの健康維持に大きく関わっているとして、メディアなどで非常に注目されるようになりました。
また「脳腸相関」「腸脳相関」という言葉が示すように、腸と脳の密接な関係は、うつや認知症、自閉症などの症状の改善にも関わってくるとして、腸内フローラを改善することに期待が持たれています。
さらに免疫細胞のおよそ3分の2が消化管である腸に集中しているため、腸は「腸管免疫」と呼ばれています。それに加え、食べ物の栄養は腸から血液を通して全身の細胞に送られるため、腸は樹木に例えるならば根っ子であり、土壌そのものなのです。
もし、腸内環境が悪ければ、せっかく食べ物を摂っても、栄養素が十分に吸収されなくなります。
それに加え、腸内フローラを構成している腸内細菌の集まりには免疫系と対話して、免疫機能を改善する働きもあります。
したがって、腸内細菌のバランスを整えて腸内フローラを改善していくことは、免疫力を高めることに直結するのです。
そしてその腸内フローラ改善に役立つのが、「プロバイオティクス」や「プレバイオティクス」と呼ばれる食品です。
「プロバイオティクス」とは、生きた乳酸菌など、からだにとって良い働きをする有用菌が含まれた食品のことです。ヒト特有の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸桿菌は、生きたまま腸に届くと、酢酸や乳酸を分泌して腸内環境を正常な酸性に保ってくれます。
また胃酸によって死菌になった乳酸菌(乳酸桿菌・ビフィズス菌など)は、腸内細菌のエサになって、善玉菌を増やすと言われています。
もう一方の「プレバイオティクス」とは、食物繊維やオリゴ糖といった、腸内細菌のエサになる難消化性の糖質が含まれた食品のことです。こちらの「プレバイオティクス」は、腸内細菌のうちの善玉菌を増やして腸内細菌のバランスを整えるのに役立ちます。
ちなみに「プレバイオティクス」や「プロバイオティクス」と呼ばれる食品をサプリメントで摂りたい方は「乳酸菌革命 」や「醗酵5 」、「【天然美通】 」などが、腸に非常に良い働きをするため、おすすめです。
(より詳しい腸内フローラを改善する方法についてはこちらの記事をご参照ください)。
ミトコンドリア・腸内フローラ・酵素の3つは密接に関わり合っている
以上が30代から免疫力を高めるための方法です。
これらミトコンドリア・酵素・腸内フローラを意識することは、生命力を高めることにもつながっていきますので、ぜひ、近頃免疫力が低下してきたなと感じる方は、30代ではなくても、ミトコンドリア・酵素・腸内フローラの三つを意識して、免疫力を高める生活を送ってみてください。
持久力を求められる中高年以降では、解糖エンジンがあまり必要でなくなってきます。解糖エンジンで産生させるエネルギーは、量が少なく持久力としては使えないからです。歳をとってくると、エネルギー系は解糖系からミトコンドリア系へと移行します。したがって、歳をとると糖を摂りすぎるのは困ります。糖を摂りすぎるとミトコンドリアエンジンの働きが弱くなるからです。 (『脳はバカ、腸はかしこい』P174)
ココナッツオイルから得られるエネルギーの高まりは、カフェインをとったときの興奮とは違って、もっと穏やかな、継続する効果だ。(略)
代謝率が上がると、エネルギーが高まるということのほかにも、とても大切な恩恵がある。病気から身をまもり、回復を早めてくれるのだ。代謝が上昇すると、細胞がより効率的に機能するようになる。傷が治るのが早まり、古くて健全でない細胞が新しい細胞に置き換えられるのも早くなる。くたびれた細胞を置き換えるために、若い、新しい細胞ができるスピードが上がるのだ。免疫系の機能も向上する。
肥満、骨粗しょう症など、いくつかの病気は代謝が遅い人に多く見られる。また、どんな病気でも、代謝率が標準より低ければ、細胞が癒えて修復されるのに時間がかかるので症状が悪化する。したがって、逆に代謝率が高まれば、変性疾患からも感染症からもよりよくまもられるのである。 (ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p187〜188)
私に言わせれば、ココナッツは神が与えた最もすばらしい健康食品であり、日常の食事の一部として食べればさまざまな感染症からまもってくれる。ココナッツやココナッツオイルを食べることで、いろいろな病原菌をある程度は防護できるのだ。ココナッツオイルがあらゆる病気を治癒できるわけではないが、数々の病気を予防に役立つし、免疫系にかかる負荷を減らして、病気に対する体の抵抗力を高める。(ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p156)
日常的にココナッツオイルを使う。それだけで、あなたの生活を劇的に変えることが可能だ。太りすぎの人は余分な体脂肪を減らす助けになるし、消化器官に問題があればそれも改善される。ココナッツオイルは、気分も見た目も若々しくしてくれるし、エネルギーを高め、感染症や病気からあなたをまもり、心臓病やガンなどの変性症状を防ぐのを助けてくれる。ココナッツオイルはまさに、自然が生んだ最もすばらしい強壮薬のひとつなのだ。(ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p304)
母乳に中鎖脂肪酸が不足していると、赤ん坊は栄養不足となり、感染症にかかりやすくなる。人間の母乳の大きな特徴のひとつは、乳児の免疫系が未発達な間、無数の感染症から彼らをまもる力なのだ。
(中略)
母乳には、できる限り多くの中鎖脂肪酸が含まれていることが重要だ。中鎖脂肪酸を含む食べ物を十分に食べれば、授乳中の母親の母乳にはこの、健康を促進する栄養素がたっぷりと含まれる。牛乳その他の乳製品にも少量含まれてはいるが、中鎖脂肪酸を最も豊富に含む食べ物は、トロピカルオイル、中でもココナッツオイルである。 (ブルース・ファイフ『ココナッツオイル健康法』 三木直子 訳 p240)