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  • 2018.06.13 Wednesday

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    カシスのアントシアニンのすぐれた免疫力効果とは?

    • 2015.07.29 Wednesday
    • 14:01
     ベリー類のひとつで、ブルーベリーやサンタベリーによく似た小さく丸い果実を実らせるカシスには、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養素が多く含まれています。特にビタミンCはオレンジの約3倍も含まれており、また、ビタミンAやビタミンEなども豊富です。

     さらに、カリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄、亜鉛、銅などのミネラル類も多く含まれています。そのほか食物繊維も、果物の中ではトップクラスの含有量を誇っています。食物繊維には腸の蠕動(ぜんどう)運動を促し、腸内の余剰物を排出して、腸内環境を整える働きがあります。腸内環境が整うと、「腸管免疫」と呼ばれるほど多く免疫細胞が集まっている腸の機能が高まるため、食物繊維を摂ると、免疫力の向上が期待出来るようになります。

     このように、カシスには栄養素が豊富に含まれているのですが、その中でも特に注目したいのが、カシスの「アントシアニン」です。アントシアニンとは、ほとんどの植物に含まれる、光合成によってできた植物の色素や苦味の成分「ポリフェノール」の一種で、有色野菜や果物の赤紫色を構成する色素成分のことです。アントシアニンをはじめとしたポリフェノールには、太陽光の紫外線や、過度のストレス、激しい運動などで生じた「活性酸素」が健康な細胞を攻撃するのを防ぐ「抗酸化作用」があると言われています。

     それ以外にも、アントシアニンは目の網膜にある「ロドプシン」というたんぱく質の合成を助けるため、眼精疲労や緑内障などに効果を発揮することがよく知られています。近年は、ブルーベリーのサプリメントが目の健康のために売られているのをよく見かけると思います。

     そのアントシアニンが、何とカシスにはブルーベリーの4.3倍も多く含まれているのです。また、ブルーベリーよりもアントシアニンが多いとされるビルベリーよりも1.4倍多く含まれているとされていますから、カシスのアントシアニンの含有量はかなり多いと言えるでしょう。

     それに加えて、カシスには、ブルーベリーやビルベリーにはない、「デルフィニジン-3-ルチノシド(D3R)」や「シアニジン-3-ルチノシド(C3R)」といったアントシアニンの成分が含まれているのです。

     このカシス特有のアントシアニンの成分は、「ピントフリーズ現象」に効果を発揮すると言われています。「ピントフリーズ現象」とは、パソコンのモニターやテレビなどを長時間見続けた際に、ふと遠くを見ると視界がぼやけたりかすんだりして、焦点が合わなくなる現象のことです。実はこのことは目の中の「毛様体筋」という、ピントを合わせるための筋肉が凝った状態になり、目の焦点の調節がうまく出来なくなって、一時的な近視状態になってしまうためだとされています。

     しかしカシス特有のアントシアニンには、目の中の毛様体筋に作用し、毛様体筋の凝りをほぐすことによって、ピント調節機能の改善する働きがあることが、近年の研究により分かってきたと言われています。

     また、近くの点を見続けることによって、毛様体筋の緊張状態が続き、それによって屈折調節力が低下してしまうと、眼精疲労が生じ、一時的な近視化に陥るとされていますが、そのような眼精疲労の改善にも、カシスのアントシアニンは効果を発揮することが、「日本カシス協会」の研究実験によって判明したそうです。

     そのほか、カシスの豊富なアントシアニンにビタミンやミネラルといった栄養素が加わることで、のどや鼻の粘膜の働きを高めてウイルスの侵入を防いだり、インフルエンザウイルスを不活性化したりする作用もあると言われています。
    ニュージーランド カシスパウダー 300g













     このように、カシスは優れた免疫力効果を発揮するスーパーフルーツであると思われますが、日頃の食生活にカシスを採り入れるのは、なかなか難しいと思われます。そこでオススメしたいのが、「カシスパウダー」です。カシスパウダーならば、ヨーグルトに混ぜたり、牛乳に溶かしたりして、気軽にカシスの栄養成分を採り入れることが可能ですので、ぜひ一度試してみてください。

    活性酸素が生じる原因とは?

    • 2015.07.21 Tuesday
    • 23:27
    『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』 太田成男 著 サンマーク出版 その3

    ストレスを感じた時や、激しい運動を行った際などに発生し、細胞を傷つけるために老化の原因になると言われる「活性酸素」はどのようにして生じるのでしょうか?

    本書『体が若くなる技術』の著者である太田成男氏によれば、「活性酸素を生み出してしまう根っこの原因」とは、実はミトコンドリアが人間の体のいたるところで使用するATPというエネルギーを放出する物質を合成する際に、「電気エネルギーを使っているということ」なのだそうです。

    「ミトコンドリアが効率よくATPを合成できるのは、食物をいったん電気エネルギーに変えて使っているから」であり、「極端な言い方をすると、食べ物は「電気の素」」なのだと言います。そして、「ミトコンドリアには、電子が流れ、巨大な電圧がかかる」のであり、活性酸素とは「電子と酸素が結びついた物質のこと」なのだとしています。

    その活性酸素と呼ばれる物質は、三回変身するのだと言います。酸素が電子を吸収する毎に、「スーパーオキシドラジカル」、「過酸化水素」、そして格段に酸化力が強いとされる「ヒドロキシルラジカル」と、だんだん過激な活性酸素になっていくのだそうです。

    この活性酸素は、ミトコンドリアがエネルギーを生み出す際に、一緒に発生してしまいます。このことに関して太田氏は「体が若くなる技術」のなかで次のように述べています。

    「ミトコンドリアでは、「電子」と「食事」を利用してATPという物質を合成します。その際、電子はミトコンドリアを包む膜の上を流れていくのですが、その膜の上は平均台のように細く、ときどき電子がこぼれ落ちてしまうのです。
    加えてミトコンドリアには、とてつもない電圧がかかるので、電圧が一瞬でも高くなったときには、どうしても電子がこぼれ落ちてしまいます。(中略)
    このこぼれ落ちた電子が、近くにある酸素と結びついてしまったものが、乱暴者の活性酸素なのです。」(p107)

    また、「エネルギーを作る際に順当にプロセスが進めば、電子はこぼれないはず」だとしていますが、わたしたちの体はそれほど完璧に作られているわけではないため、電子がどうしてもこぼれ落ちてしまうそうなのです。さらに、太田氏は「呼吸で取り込んだ酸素の一〜二%が活性酸素になっていると言われています。そして、ミトコンドリアの質の低下や、ストレスや早食い、急激な運動の開始や停止などによって過度な負担がかかると、もっと多くの活性酸素ができてしまう」のだと述べています。

    その反対に「できるだけ電子がこぼれ落ちないようにすれば、それだけ活性酸素の発生を防ぐことができる」と言います。また、「電子がこぼれてしまうのは、急激に電子が流れたときと、電圧が高くなりすぎたとき」であるため、「電子の動きを抑えてやればいいということになり」、さらに、「電子は、栄養素(食物)からエネルギーをつくり出すときに動くものなので、エネルギーの生産を少し低下させてでも、電子のスピードを遅くすればいいということに」なるとしています。

    ここで述べられている「エネルギー生産を少し犠牲にしても、電子がこぼれないように電圧を下げている状態」のことを、「マイルド・カップリング」というそうです。「そしてこのマイルド・カップリングの状態をつくり出すためには、ミトコンドリアの「量」が必要」なのだと言います(ミトコンドリアの量の増やし方については、こちらの記事を参照してください)。

    その理由については、「ミトコンドリアの量がたくさんあれば、大量のエネルギーが必要になっても、ひとつのミトコンドリアにかかる負荷は小さく」なるからだと太田氏は述べています。

    もし一〇〇個のATPが必要になった時、ミトコンドリアがひとつしかなければ、そのミトコンドリアがフル稼働して急いで作らなければならず、しかもその際に電子がこぼれ落ちる頻度も高くなり、その結果、活性酸素が大量にできてしまうといいます。しかし、ミトコンドリアの量が増えれば増えるほど、ATPを作る際のひとつあたりの負担が減るため、「電子の流れは安定し、マイルド・カップリングが実現する」のです。

    メタボも予防してくれるミトコンドリアの増やし方とは?

    • 2015.07.21 Tuesday
    • 15:25
    『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』 太田成男 著 サンマーク出版 その2

     人間のからだにとって必要不可欠なエネルギーを生み出しているミトコンドリアのはたらきは、「メタボ(メタボリックシンドローム)」を防ぐことに関係してきます。その理由は、メタボリックシンドロームとは、「代謝異常によって起きるさまざまな病的変化」であり、「ミトコンドリアの機能低下が原因で起こる、もっとも重大な病気のもと」だからです。「メタボ」について太田氏はこのようにも述べています。

    「肥満を中心として糖尿病、高脂血症、高コレステロール、高血圧、動脈硬化といった病気を「代謝病」といいますが、これらがさまざまな形で組み合わさったメタボは、心筋梗塞、脳梗塞などの心臓や血管の循環器系統に異常を引き起こすから、大変重大な病気と考えなければいけません」(p117)

     さらに、その「メタボの解消・予防を目指すには、ミトコンドリアによる代謝を上げて、内臓脂肪を減らせばよい――これが現在わかっている唯一の方法です」としています。

     では、どうすればミトコンドリアの代謝を上げることが出来るのでしょうか? その方法はミトコンドリアの量を増やしてエネルギー代謝を活発にすることです。

     ミトコンドリアの量を増やす方法として、太田氏は4つのことを挙げています。

    「マグロトレーニングをする」
    「姿勢を保つ」
    「寒さを感じる」
    「空腹を感じる」



    1、「マグロトレーニングをする」

     「マグロトレーニング」とは、簡単に言えば、ヒラメのような瞬発力のある筋肉ではなく、マグロのような持久力のある筋肉を鍛えるということです。ミトコンドリアは、体のなかでたくさんエネルギーを使う場所である「筋肉」に多く存在しているそうなのですが、自分でコントロールが出来る「骨格筋」のうち、瞬発力の強い「白筋」よりも持続力の強い「赤筋」のほうに多く含まれていると言います。

     そのため、赤筋を鍛える方法としてウォーキングやジョギングといった運動を行うことが大切なのだそうです。また、「最大心拍数の六〇%になるように抑えながら行うとちょうどいい具合に」なると言います。さらに、「少し強めの力、筋肉の八〇%くらいの力を出すこと」も、ミトコンドリアを効率的に増やす方法として有効であるため、ウォーキングの合間に軽いジョギングを行うなどして、少し強めの運動を採り入れることも効果的のようです。

    2、「姿勢を保つ」

     「ミトコンドリアは、筋肉の中でも姿勢を保つための筋肉、もっと具体的に言うと、「背筋」と「太ももの筋肉」にたくさん含まれて」いると言います。そのため、「「背すじをのばす」ということが、ミトコンドリアを増やすために非常に重要な意味を持っている」のだそうです。

     また、姿勢が保たれるように背筋を鍛える運動として、日本舞踊やヨガや太極拳などが効果的だとしています。さらに太田氏は「むしろより大切なのは、運動中の姿勢よりも、普段の生活の中での姿勢」だとし、「背すじをピンとのばすように意識する」ことは、「持続的にミトコンドリアを増やすための、もっとも効果的な方法」であり、具体的なやり方のひとつだと述べています。

    3、「寒さを感じる」

     実はミトコンドリアは「寒さ」を好むと言います。そのため、ミトコンドリアを増やすだけなら、「寒いところで、寒さを感じる」だけでも良いそうです。「寒さを感じることで、体は「エネルギーが必要だ」と感じます。するとエネルギーをつくらなければ生命活動ができなくなるため、ミトコンドリアを増やそうとする」と太田氏は述べています。したがって、「寒いところで運動をする」ことや「サウナに入った後に水風呂に入ること」などは、「風邪の原因にもなるので十分に注意」することが必要ではありますが、体を積極的に冷やすことはミトコンドリアを増やすことになるので、それらのことは「体が若くなるための極意とも言える」としています。

    4、「空腹を感じる」

     アカゲザルを使った実験で、七〇%にカロリーを制限することは寿命をのばすことにつながることが判明したそうですが、「ミトコンドリアを増やすためにもっとも重要なことは、カロリー制限よりもむしろ、「空腹を感じること」なのです」と太田氏は述べています。その理由は「空腹になると体はもっとエネルギーをつくらなければいけないと認識するため、ミトコンドリアを増やしてエネルギーをつくろうする」からだと言います。

     そのため、「毎日、毎日、カロリー制限をしなくても、ときどき空腹感を味わう」ことや、「週末断食」などは「私たちの生活でも実行できる有効な方法」だとしています。また、「積極的におなかを空かせて運動することでミトコンドリアを増やすことができる」ともしています。

     しかし、「空腹を感じる」とはいっても、無理にカロリー制限をすることで痩せすぎることは、からだに良いとは言えないようです。内蔵脂肪を溜め込んだ「メタボ」は深刻な生活習慣病を引き起こしてしまいますが、コレステロールの少ない痩せすぎの人も、死亡率が高いそうなのです。実はこのことは年齢が関係しており、「メタボにより糖尿病になる平均年齢は約五〇歳、一方、やせすぎにより死亡率が高くなるのは、男性で七〇歳から、女性で七五歳」だと言います。

     したがって、太田氏は「六五歳以下では、食べ過ぎないことで内臓脂肪をため込まないようにし、生活習慣病にかからないようにする必要」があるとし、「六五歳を過ぎたら、無理に食べる必要はありませんが、栄養たっぷりの食事をとって体力をつけ、やせすぎによって筋肉が衰えないようにすべき」だとしています。また、「一見、矛盾するかに見える「やせすぎの予防」と「空腹の獲得」ですが、年齢を意識して生活に取り入れることで、体の変化にあわせた健康法となるのです」と述べています。

    『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』 太田成男 著 サンマーク出版

    • 2015.07.20 Monday
    • 19:56
    「体を若くする機能」をもつ「ミトコンドリア」とは?

    人間の体はどのような場合に、衰えていくのでしょうか? 本書『体が若くなる技術 ミトコンドリアを増やして健康になる』の著者である太田成男氏によれば、実は体の衰えは、体の「エネルギーをつくる能力」に関係しており、体の「エネルギーをつくる能力」が低下することが、体が衰えてしまう原因なのだそうです。

    反対に、「エネルギーをつくる能力」が衰えなければ、体の若さを維持することが出来ると言います。そして、そのエネルギーを生み出しているのが、「ミトコンドリア」なのです。

    ちなみに「ミトコンドリア」とは、「私たちの細胞の中にあるひとつの器官で、細胞全体の一〇〜二十%を占めています。細胞によって一〇〇個から三〇〇〇個もの数が含まれている器官で、さまざまな役割を担って」いると言います。また、「その中でももっとも重要なはたらきが、体を動かしたり基礎代謝を促したりするための「エネルギー」をつくり出すこと」なのだとしています。

    したがって、ミトコンドリアのエネルギーをつくる能力をいかに高く保てるかということが、体の若さを維持する鍵になってくるのです。そのため、体の若さを保つためには、ミトコンドリアの量を増やすことが必要になってきます。なぜなら、ミトコンドリアの量が増えれば増える程、多くのエネルギーが作られるようになるからです。

    そうなるためには、適度に運動することが必要になってくると言います。もし「疲れるから、体力がないからと、体を休めてばかりいると、ミトコンドリアが極端に減り、エネルギーのつくれない「老いた体」になって」しまうのだそうです。

    反対に、「ミトコンドリアの量と質を高める生活を意識しさえすれば、潤沢なエネルギーが体に生まれ、老化を防止するだけでなく、代謝も活発になり、体の機能は向上」すると太田氏は述べています。

    それに加え、「最近の研究によって、ミトコンドリアが生み出すエネルギーの低下」が、認知症の原因の一つであることが判明してきたため、ミトコンドリアのエネルギーをつくる能力を高く保つことは、認知症の予防にも効果があると言います。

    さらに太田氏は「普段から脳の血流量を増やし、ミトコンドリアのエネルギーをつくる能力を高く保っておくことが認知症に有効であることは間違いありません」としており、しかもそれだけではなく「脳のミトコンドリアが増えると、脳が使えるエネルギー量が増えるので、認知症を防止するだけでなく、集中力が増したり、発想力が豊かになったり、脳の機能全体がよくなります」とも述べています。

    ところで、「体を若くする機能」には「ミトコンドリア」だけではなく、「活性酸素」の存在も関係してくるそうです。活性酸素は健康な細胞を攻撃して老化を促すことでよく知られていますが、「ミトコンドリアがエネルギーをつくる工場だとしたら、活性酸素はエネルギーをつくる際に出てしまう有害な排水もしくは排煙のようなもの」なのだそうです。
     

    活性酸素を減らし、エネルギーを作り出すミトコンドリアを増やすことが老化を防ぐ。


    また、活性酸素は酸化力が強いため、細胞の中のものを傷つけてしまうと言います。特に深刻なのは遺伝子を傷つけてしまうことであり、実は、「遺伝子の傷の蓄積」こそが、「老化の正体」なのだそうです。

    その活性酸素はどういった時に生じるのかといえば、まず、「血液が流れていなかった状態から、急に血液が流れ酸素がミトコンドリアに入り込んだときにもっとも多く発生」するとしています。

    つまり、「酸素がないとミトコンドリアはエネルギーをつくることができないので、いわば休業状態」なわけですが、「急に酸素が投入されると、余分な酸素が活性酸素」になってしまうというのです。

    そのため、例えば「激しい運動を急にやめるとき」や「運動後に高濃度の酸素を吸うこと」、正座している時に「急に立ち上がろうとすること」などは、活性酸素を急激に増やす原因になるので、運動を止める時は「次第に酸素が消費されるよう工夫」することが大切だとしています。

    もうひとつ「実際の生活の中で活性酸素を誘発する最大の原因はストレス」であると太田氏は述べています。その理由は、ストレスを感じた時、ストレスを打開しようとしてストレスホルモンが分泌されることで、血圧と血糖値が上昇し、私たちの体は臨戦態勢になるからだと言います。その臨戦態勢の状態は急激に運動を開始したときと同じ状態のため、活性酸素を生じさせてしまいやすくなるのだそうです。

    活性酸素が細胞の中、特に遺伝子を傷つけてしまうのを防ぐには、日常生活の中で、活性酸素が生じてしまうのをなるべく避けることが重要だと思われます。それに加え、人間にもともと備わっている遺伝子の傷を修復する能力が使われたり、活性酸素を取り除く「SOD(スーパー・オキシド・ディスムターゼ)」がたくさん作られたりするには、より多くのエネルギーが必要になるため、ミトコンドリアを増やしていくことが大切だと太田氏は述べています。

    普段は「体温調節」や「呼吸」など、今を生きるために必要なことにエネルギーが使われているため、優先順位が低い遺伝子の傷の修復にまでエネルギーがなかなか回りにくいと言います。また、「ミトコンドリアの数が不足してしまったり、ミトコンドリアの質が悪く十分なエネルギーをつくれなかったりすると、どうしてもエネルギーは不足」してしまうそうです。

    反対にエネルギーを十分に作る能力が高ければ高いほど、基礎代謝に加え、人間に備わっている老化を防止するシステムや遺伝子の傷の修復能力にもエネルギーが回るようになるとしています。

    つまり、「「長寿のためのシステム」をきちんと機能させることができるかどうか、それはエネルギー製造工場であるミトコンドリアがたくさんエネルギーをつくってくれるかどうかにかかっているのです」。

    「食べにくい」ではなく手軽で食べやすい玄米まるごと玄煎粉とは?

    • 2015.07.20 Monday
    • 15:55
    玄米には、ビタミンやミネラル類、食物繊維などが白米と比べると豊富に含まれていますが、それ以外にもγ(ガンマ)‐オリザノールフィチン酸といった、生活習慣病やがん、認知症などを予防するとされる有効成分も多く含まれています。

    特に、玄米に含まれているビタミンB群やマグネシウムや鉄といったミネラル、不溶性食物繊維といった栄養素は、インスタントラーメンなどの加工食品やファーストフードなどの外食産業が増えていく中で、現代人が知らないうちに不足しがちになってしまう可能性が高いと言えます。ビタミンB群はエネルギーの代謝や免疫機能の維持、それにセロトニンやドーパミンといった脳内伝達物質の生成にも関わってきます。

    また、ミネラルも人間の体にとって必要不可欠な栄養素です。約100種類あるミネラルのうち、人間の体内で作られない必須ミネラルは食事から補う必要がありますが、血液や骨・歯など体の構成成分となる作用や、酵素の働きを助ける作用などがあるため、どれも人間の体にとってなくてはならないものです。また、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどには神経・筋肉機能を正常に保つ作用もあるとされています。

    そのようなビタミンB群や必須ミネラルといった現代人が不足しがちな栄養素は、普段の食事に玄米食を採り入れるだけで、かなり補うことが出来ます。また、そうすることで、毎日の食生活の栄養バランスを整えることが可能になります。

    ほかにも玄米には不溶性食物繊維が多く含まれているため、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促すことで、腸内の余剰物を排泄したり、便秘を解消したりしてくれます。また、腸内環境を整え、腸内細菌の善玉菌を増やすことで、免疫細胞が多く集まる「腸管免疫」の免疫機能を高めてくれます。

    しかし、実際に玄米を毎日の食事に採り入れるのは、なかなか難しいというのが現状です。忙しい日々を送らざるを得ない現代社会の中では、特に独り暮らしをされている方が玄米を毎日こまめに炊くことは簡単ではないのかもしれません。また、玄米を食べたいと思っても、白米を食べたい家族がいると食べにくいと感じるため、玄米食を毎日の食事に採り入れることは困難であるように思います。

    それ以外にも、玄米はクセがあって食べにくいと感じることや、玄米をわざわざ炊くのが面倒だという印象があるために、玄米食は何かと敬遠されがちです。

    そこでオススメしたいのが、玄米の「食べにくい」や「面倒くさい」といった悩みを一気に解消してくれる、玄米を焙煎・粉末状にした手軽で食べやすい「玄米まるごと玄煎粉」なのです。

    「玄米まるごと玄煎粉」の食べ方は、非常に簡単で、粉末状になった玄煎粉をお湯に溶かすだけです。そのため、手軽に玄米の栄養を食生活に採り入れることが出来ます。

    また、「玄米まるごと玄煎粉」 は販売元である有限会社山川が徹底的に安心・安全を追求しているため、玄米100%で無添加なうえ、残留農薬も放射性物質もゼロとなっています。したがって、胚芽の農薬が気になる方や、子供からお年寄りまで、安心して口にすることが出来ます。


    さらに、「玄米まるごと玄煎粉」は、マイナスイオン透過製法により製造しており、製品中のマイナスイオン量を増やすことで殺菌、抗菌作用を高めているので、非常に高品質なものに仕上がっているそうです。

    食べ方についても、 ただ単にお湯を注ぐだけではなく、スープやカレー、みそ汁などの料理に足してみても良いので、毎日の食事に少しアレンジを加えるだけで、日頃、不足しがちな栄養素を簡単に補うことが出来ます。そのほか、コーヒーやココア、牛乳やヨーグルトなどに混ぜて、そこに蜂蜜や黒砂糖を加えてみても、とっても美味しいと評判です。

    しかも、販売元である(有)山川の説明によれば、玄米を丁寧に焙煎・粉末状にすることで、なかなか吸収されにくい玄米の栄養の吸収率を格段に高めているため、玄米の栄養が普通に炊いて食べるよりも吸収されやすくなっているのです。  このように手軽で簡単な「玄米まるごと玄煎粉」ならば、食べにくいとされる玄米のイメージは無くなり、気軽に玄米の栄養を毎日の食事に採り入れて健康を維持することが出来そうです。

    「玄米まるごと玄煎粉」を購入したい場合は手軽で食べやすい「玄米まるごと玄煎粉専門店」で簡単に買うことが出来ますので、ぜひ一度試してみてください。






     

    免疫力の鍵を握るミトコンドリアとは?

    • 2015.07.17 Friday
    • 14:37
    『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』 西原克成 著 サンマーク出版 その3

     ミトコンドリアの働きが細胞の力を決定づけており、「その細胞の生命力こそが人の本来の免疫システムである」と西原克成氏は本書『免疫力を高める生活 健康の鍵はミトコンドリアが握っている』で述べています。ではそのミトコンドリアにはどのような働きがあるのでしょうか? 西原氏によると、


    「一、ミトコンドリアは、各細胞のなかで半ば自立的に分裂・増殖を続けている。」

    「二、食物として取り入れた糖や脂肪などの栄養素やミネラル・ビタミン・水素と、呼吸によって取り入れた酸素、それに酵素と補酵素が加わって、三〇〇種類ほどある全身の細胞がそれぞれに必要とするエネルギー物質のアデノシン三リン酸(ATP)をつくり出している。」

    「三、ミトコンドリアは、新陳代謝の主役としては体温を一定に保ち、細胞のリモデリングを行い、細胞の同化・異化・運動の調節・老廃物の排出とともに老化を予防する働きを担っている。」



    といった働きがあるそうです。また、


    「一、細胞レベルの呼吸と消化により各細胞の新旧交代すなわち新陳代謝が正常に行われて、はじめて生命活動を支えるエネルギーが供給され、それによって生命エネルギーの渦、生命の渦が回転する。」

    「二、新陳代謝には栄養と酵素、すべてのビタミンとミネラルと水が必須である。」

    「三、新陳代謝には外から作用する適度な温熱エネルギーと太陽光が必須であり、重力作用から解放されることも必須である。」



    と、しています。

     つまり、(西原氏によれば)生命活動とは、新陳代謝=「リモデリング」であり、「新陳代謝していることを生きている、あるいは生命という」ことが出来るのです。そして「生命力の強さとは、新陳代謝力の強さである」とも言えるのです。

     したがってミトコンドリアが機能低下すれば、生命活動のすべてに必須のATPがうまくつくり出せないため、細胞の新陳代謝も滞ってしまうのです。

     また、西原氏によれば、「これまでの医学では、新陳代謝の働きについては度外視してきた」と言います。

    「これまでの科学や医学は、質量のあるもののみに着目し、物質とエネルギーの相関関係や細胞内のエネルギーの渦の原理を知らないまま、やみくもに研究を続けてきた結果、生命やその病気には太陽光や温熱、重力エネルギーが深く関与しているにもかかわらず、ステロイドホルモンや抗生物質、免疫抑制剤などといった薬や食品、栄養や水のみに着目した、トンチンカンな対応をしているのが現状なのです」(P184)

     免疫力を高める秘訣については、特定の薬品や栄養素ではなく、ミトコンドリアの存在が鍵を握っているは確かだと思われます。

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